「ふくしまミエルカプロジェクト」特設サイト開設のお知らせ

原発

FoE Japanでは、原発事故から10年目にあわせ、ともすると復興のかげに「見えない化」されてしまう福島第一原発事故の被害を可視化し、国際的に発信していくため、「ふくしまミエルカプロジェクト」に取り組んでいます。

その一環として、福島原発事故によって避難、帰還、居住継続している人たちなどのインタビュー映像、原発事故被害や原発政策をめぐるデータなどを集めた特設サイトを作成し、本日公開いたしました。

ウェブサイトはこちら→https://311mieruka.jp/

インタビュー映像の撮影や制作を担当したFoE Japanスタッフの松本光は、「インタビューを通して、原発事故の被害は収まるどころか、どんどん根深く、複雑化していると感じました。話をしてくださった方ひとりひとりに異なった葛藤や想いがあります。人びとの声に耳を傾けていただけますと幸いです」とコメントしました。

三春町在住の武藤類子さんは「原発事故後からたゆまず福島に通い、関わり続けてくださったFoE Japanでなければ、創ることが出来なかった、大変貴重なサイトだと思います。福島に住む私たちにとってもこの事故を再認識する大きな助けになります」とメッセージを寄せてくださいました。

FoE Japanでは、今後、情報を充実させ、英語版を作成していく予定です。

このサイトが、原発事故の被害の現状に関して今に多くの人に関心を持ってもらい、事故の風化を防ぎ、原発とエネルギーをめぐる幅広い議論の一助になればと考えています。

 

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