福島ぽかぽかプロジェクト 福島のお母さんたちの声

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東日本大震災から9年が経ちました。 ぽかぽかプロジェクトや保養で知り合った福島のお母さんたちに「2020年3月11日、もしよかったら今のお気持ちを、思っていることを、そのままぶつけてください」とお願いしました。今の福島に暮らすお母さん方の現状についてぜひ知っていただきたく、メッセージを公開します。

原発事故がなかったら福島でずっと一緒に育った幼なじみがいただろう。

震災から9年経ちました。事故後母子で自主避難をして今は福島に戻っています。
今でも考えることがあります。もし原発事故がなかったら・・・
自主避難をしたため子どもを転校生にしてしまった。
原発事故がなかったら福島でずっと一緒に育った幼なじみがいただろう。
子どもは室内競技のトランポリンではなく、自宅裏のグランドでサッカーを習っていただろう。
サッカーをしていたら上手くなっていただろうか。
マイホームのローンも母子自主避難のために生活費、車購入で使ってしまったお金があれば数年早く返済できただろう。
私が住んでいるのは福島市です。
海側には私なんかより辛い思いをしている方がたくさんいらっしゃいます。
浜の方々に比べたらとても小さい話ですが、福島では誰もが多かれ少なかれ原発事故への思いがあります。
政治家の皆さんには、原発事故があったために今でも福島県民を思い悩ませてしまっている事というを自覚してもらいたいです。
今でもですよ。
原発はあってはなりません。
いい事ないです。

安心だとか、復興を世界に発信などと言われれば、置き去りな気持ちでいっぱいです。

九年目を迎えて、私はどうこの現状をとらえているかと、見つめ直してみようと思いました。良くなった、とはとても思えないからです。
努力や除線はとっても頑張っているとは思います。
しかし内側で見ている私たちにはとっても安心出来る過程ではないという九年目です。
線量が下がっているのは街中だけだし、流れ込みのあるところはいまだに線量の高いところがあるし、埋め立てた河川も、水害があればすべて流れだします。
ちょっと浜通りに足を踏み入れれば、びっくりするくらい線量が高いところが普通に存在していて、福島の人たちも知っていて、いまだにSNSでアップしています。
これで安心だとか、復興を世界に発信などと言われれば、置き去りな気持ちでいっぱいです。
一番は、子どもたちに汚染の種を植え続けているという親の罪悪感を、しっかりぬぐえていないのに、安全宣言とかオリンピックとか、それこそ絵にかいた餅にしかうつらないのです。これから暑い夏になり、オーストラリアのような森林火災がおこったときに、汚染された森林の灰がふたたび飛散するとか、汚染水がごまかされて流出するとか、デブリの取り出しに事故が起きるとか、福島での未来を想像したときに、いいイメージでの子育て、生活はできるのでしょうか?
だれがこの一生、汚染された、汚染されつづけている贖罪を払拭してくれるのでしょうか?
解決してくれるのでしょうか?
現状を見ていても、自分や子どもたちをごまかしながら、偽りながら、なだめながら生きていかなければならない私たちにとって、終わりとは、十年目なのでしょうか?
二十年目なのでしょうか?

愛する我が故郷が私が生きている間二度と元に戻ることはないのです。

この日が近付くにつれ報道が多くなり、テレビで流れる画像にまた胸が痛く苦しくなります。
3.11のあの時間になると、枯れたはずの涙がまた溢れます。
あの日あの時間から、私たちはたくさんの事を失い、そして新たな困難が始まったのですから。
新型コロナウィルスの報道で10年目の被災地のニュースは少なかったのですが、私達は新型コロナウィルスという前代未聞の事態を戦いながらも、9年前の記憶をうっすら甦らせているのです。
手を洗う、マスクをする、不要に出歩かない…放射能の舞う中、暮らしていた福島の私たちと重なります。
しかし、あの時、私たちは(中通り)、国から守られなかった。
外出制限もなく学校もそれぞれの判断、避難するも各自の判断。
今回の手厚さを見ていると腑に落ちない気持ちが正直あります。
そして戻せない過去に哀しく虚しくなるのです。
そして9年の月日が流れました。
あの時の非常事態の精神状態からは脱していても、ある一定の不安、悲しみ、絶望感はゼロになることはありません。
一生です。
いまだに福島の野菜を避けてしまう悲しさ、わかりますか?
愛する我が故郷が私が生きている間二度と元に戻ることはないのです。
どんなに時が流れようと、これだけは忘れないでいただきたい。
どんなに頑張っても、二度と元には戻らないということ。
そんな福島で、それらを我慢して、私たちは子育てをし、生きています。

地震、津波、原発事故があったいわきで3月11日をむかえました。

地震、津波、原発事故があったいわきで3月11日をむかえました。
鮮明に残っている当時の記憶。
余震が続く中、水を確保するため10ヶ月の娘をおんぶして何時間も並び、原発の爆発で混乱する情報の中、あいてるスーパーを探しまわり娘のおむつやミルクを探しました。
いわきには山も海もあり自然豊かな町です。
春になれば山菜採り、天気がよければ海水浴や釣りに出かける。
当たり前の日常を一瞬で奪った原発事故。
事故がもたらした放射性物質による汚染はまだ収束していません。
福島を忘れないで下さい。

放射能を気にせず過ごした日はほとんどありません。

3.11から9年経ちましたが福島で生活をしていて放射能を気にせず過ごした日はほとんどありません。
あるとしたら、遠出した時だけです。毎日毎日何かしら放射能を気にして未だに過ごしています。
そして最近また放射能に対してのストレスが増しています。
原因は台風19号の影響で自宅近くの河川敷グランドに上流から流れてきて溜まっていた土砂を取り除く作業を始めたからです。
その土砂にはきっとセシウムが含まれていて取り除く作業することによってセシウムが飛んでるのでは無いのかとても不安に思っている日々です。
気にしすぎと言われればそれまでですが、そんな些細な事まで気にしなければいけない生活を日々送っています。
何も考えずに生活したいとは思いますが、セシウムの半減期は30年、どうしても子ども達に与える影響を考えてしまいます。
放射能に対する不安は9年経っても全く変わっていません。
原発を再稼働させる方向で動いていますが、本当にやめて欲しいです。
日本は地震大国。
いつどこで地震が起きるかわかりません。
また想定外でしたでは済まされないと思います。
福島の人のような辛い思いを他にさせてはいけないと思います。
そして福島原発の廃炉や核燃料のゴミ問題など、未解決な事も山ほどある中で再稼働をすべきでは無いとも思います。
将来への負担、日本の未来もしっかり考えてもらいたいです。

子どもたちを守るために、疲れ果て、日々が過ぎております。

まだ9年、もう9年、いつまでも放射能の呪縛から逃れられない自分がいます。
自分一人ならば、そんなに先は長くないのですから、好きなように生きようと思えますが、子どもたちはこれからです。
下の子は当時生後5ヶ月、産まれて間もない時の事故でした。
少なからず絶対にある放射能の心身的な影響、それを回避するために掛かっている経済的な負担は誰が責任を取ってくれるのでしょうか。
このまま逃げ切るつもりなのでしょうか?
新型コロナウイルスが東日本大震災よりもひどいリスク、被害だとも言われています。
原発事故も、日本だけではなく世界中に多くの影響を及ぼし、死者数も増加していて、かなりの大打撃だと思うのに、どういう比較なのでしょうか。
今回のこのウイルスに対する政府の対応も、国民を守ると言うよりも、オリンピック成功のため、国の名誉を守るため、利益追求のことしか念頭にないように思えてしまいます。
政府は何を一番優先にしていて、何を一番に守ろうとしているのでしょうか。
他の国の対応、対策などを知ると、虚無感にかられます。
この先、子どもたちは健康に生活が出来るのでしょうか。
普通に幸せな結婚ができるのでしょうか。子孫に影響は出てこないのでしょうか。
先の事は誰にも分からないですが、疑問が頭の中をぐるぐると駆けめぐります。
病気にならなくても、事故で亡くなることもあるのだから、運命は既に決まっているのだから、考えても仕方ないと自分に言い聞きかせようと思っても、日々、不安、心配は拭いきれず、ストレスの毎日です。
私たちには政府の補償のもと、どのように生活するかの選択肢しないのでしょうか?
今はただただ、子どもたちを守るために、食生活に気を付け、できる限り保養に行く生活で疲れ果て、訴えたり、行動に移す気力は残っておらず、日々が過ぎております。

震災、台風被害、コロナ…かなり疲れています。

四月からの中学校の給食の提出プリントは明日までで、悩んだけど牛乳だけ停止で、ごはん持参は希望しませんでした。
本当は持たせたいけど最初から一人で目立つのもかわいそうで。
様子みて、どうしてもとなればそれからごはん持たせます。給食のごはんを安全なものにしてもらうよう努力してみようかな。
難しいよなーー。
ここら辺の人は、震災、台風被害、コロナ…かなり疲れています。
お年寄りなんかは、「私たちに死ねってこと?」と涙ぐんでいる人もいます。
台風の水害で、家がまだ直っていない人も多く、まだキッチンが使えない人も珍しくありません 住む家が定まっていない人もいます。
死相が出ているかのような疲れきった人もいます それにコロナ。
残酷です。
放射能でも、立ち入り禁止区域が徐々に解除されているのは、罪だと思います。
人の命を何と思っているのか。
まだまだ線量高いのに。
国は国民の命を守ってくれない。
悲しい国だと思います。

なぜ逃げなかったんだろう。

毎年この日になると、震災後なぜ子どもを連れすぐに逃げなかったのだろうっと、とてつもない後悔に苛まれます。
電車が走り始めます、復興復興、皆で元の福島に戻しましょうってニュースや記事を見る度、そんなに簡単な事ではないよね。と思ってしまいます。

コロナで休校要請できるのに。

コロナ如きで休校要請できるのに、なんで あの日、休校要請しなかったの!?
あの時して欲しかった!!!
本当に悔しい。

福島のお母さんたちが、今も苦しんで悩んでいることを忘れないで

新型コロナウイルスのことで、原発事故のことは、国民の関心がなくなってきているような気がします。
福島のお母さんたちが、今も苦しんで悩んでいることを忘れないで欲しいです。


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