レポート「気候変動資金 - Climate Justiceのための資金メカニズム」(2019.3発行)

気候変動

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気候変動による影響がより深刻化しています。
日本でも度重なる巨大台風や集中豪雨、真夏の猛暑で深刻な被害が出ており、世界中でも洪水、巨大台風、干ばつ、海面上昇、砂漠化も進行し、各地で人々の命、生活、生計手段、文化が失われつつあります。

特に、中心的な生計手段が農業や漁業などである途上国の貧困層は、インフラ設備等も脆弱な環境の中で気候変動に適応する能力、資金、技術も十分に得られません。そのため、彼らはこれまで温室効果ガスをほとんど排出してこなかったにも関わらず、より深刻な影響を受けている。こういった気候変動の裏にある不公平を是正しようという「気候正義―クライメート・ジャスティス」を求める声が特に市民社会の中で強まっています。

「気候正義」を実現する一つの方法として議論されるのが、先進国から途上国への資金・技術的な支援です。本レポートは、国際交渉における気候変動に関連した資金(以下、「気候資金」)についての国際的な流れを概観し、日本の公的資金と気候資金について整理し、あるべき気候資金について、とくに公平性の観点からの提言をまとめることを目的とし、まとめました。 くわしくはレポートをご覧ください。

 

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