「ミエルカプロジェクト」英語サイト開設「福島の今」を国際的に発信
FoE Japanでは、原発事故から10年目にあわせ、ともすると復興のかげに「見えない化」されてしまう福島第一原発事故の被害を可視化し、国際的に発信していくため、「ふくしまミエルカプロジェクト」に取り組んでいます。
その一環として、福島原発事故によって避難、帰還、居住継続している人たちなどのインタビュー映像、原発事故被害の現状や原発の再稼働やエネルギーのコストなどのデータなどを集めた特設サイトを作成し、原発事故から9年半の本日、 英語版を公開いたしました。
サイトのURLは以下の通りです。
https://311mieruka.jp/index_en
FoE Japanの国際担当スタッフの深草亜悠美は、「原発事故をめぐる状況に対する国際的な関心は高い。このサイトでは複雑で隠されがちな事故被害の現状を、当事者証言や分かりやすいデータの形にまとめた。事故の教訓を国際的に発信したい」とコメントしました。
このサイトが、原発事故の被害の現状を多くの人に伝え、事故の風化を防ぎ、原発とエネルギーをめぐる幅広い議論の一助になればと考えています。
★関連リンク
>ふくしまミエルカプロジェクト特設サイト(日本語版)
>声明:福島第一原発事故から9年 「オリンピック」で覆い隠してはならない被害の実態
>福島の今とエネルギーの未来2020