簡易電力計と温度ロガー
トップ|電力の「見える化」|暖房の省エネ|冷房の省エネ|照明の省エネ|中小事業所の省エネ事例
簡易電力計
用途に見合った機種を選定する必要があります。
(1)コンセント型電力測定器
■安価で小さな差が見られる機種
サンワサプライ ワットモニターTAP-TST8は、0.1Wの差が表示できます。その代わり大電力には弱いので、1000W以下で使用するように注意を要します。
■多機能、比較的高精度な機種
サンワサプライ ワットチェッカー プラスTST7
■データをパソコンに取り込みグラフ化できる機種
ワットアワーメーター SHW3A
(2)クランプ式無線電力測定器
■無線が遠くまで届く。電源コード不要の機種
(株)カスタム、EC-10RF:クランプが小さいので分電盤の電線に入れやすい。1Wから表示される。1時間毎のデータが蓄積される。USBでデータをPCに取り出し、グラフ化できる。電波は障害物がない見通しのよい状態なら約100m届く。FoE Japanではこの機種を使用している。
■電源コードを要する機種
中国計器工業株式会社、省エネナビCK-5:測定値とグラフが液晶表示で見やすい。分電盤に取り付ける発信器に電源コードを要するのが難点。
あ
あ
あ
■データ出力や記録の機能はないが安価な機種
東朋テクノロジー社の家庭用電力モニタ「エネビューワWM0913」:過去11時間の棒グラフも常時表示される。
保土ヶ谷電子販売株式会社の消費電力モニタ「ECOCO」:クランプは小さい。
温度ロガー
(株)T&D社の温度データロガー「おんどとり」が便利です。特にRTR-500シリーズは無線式のため、少し離れた位置からデータコレクタRTR-500DCでデータ収集ができます。測定器を外さなくてもよいし、パソコンを持参しなくてもデータ取得ができます。2点測定のTR-71wfも有用です。