JR西日本による支援
2021年度実施できたこと
2020年度寄付総額 | 4,789,600円 (2021年度活用させていただきました) |
活動1.育樹期に入った海岸林を整備する!(東日本大震災復興支援活動)
東日本大震災の復興支援として、宮城県亘理郡山元町で実施している海岸林再生事業では、2015年に植樹したクロマツが4mを超えるようになり、育樹の次段階である、枝のすそ払いや間伐を行う時期を迎えています。
今年度もコロナ禍の影響により、ボランティアを募った定例活動は実施できませんでしたが、現地の宮城県で協働するNPO 「生命と環境保全」が中心となり、県内の協力者の力も得ながら、枝払い等の活動を実施しました。
活動2.盗伐問題が指摘される国内の森林・林業の現状を調査し、情報発信を行いました
近年、盗伐が問題視されている国内の森林調査として、宮崎の盗伐現場の調査を継続し、ブログを通して継続的に情報発信を行っています。この盗伐の問題は、マスメディアでも注目されるようになっており、林野庁による現地視察を後押しする活動を行い、視察が実現しました。
活動3.フェアウッドの利用拡大のための展示会・ワークショップ・研究部会の開催
木材を利用する企業から学生まで幅広い層の参加を募って開催しているフェアウッド研究部会では、コロナ禍の感染拡大を考慮し、オンラインにて勉強会を実施しました。今年度は、国産材の利活用の取組や、日本の伝統的な木造建築について有識者を招き、参加者と双方向の意見交換を行っています。
また、フェアウッドカフェとして、森林減少が著しいマダガスカルで、森を伐採しない生計手段としてのアグロフォレストリーの展示会を開催しました。