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日本とのつながり(3)
"庶民材"巻き返しの時?

"昭和の庶民材"、北洋材の輸入量は、1960年代から増加しはじめ、1978年に900万立方メートルのピークに達するまで増加し続けました。その後、北洋材は供給量で勝る米材に押される恰好で輸入量が下降しはじめ、旧ソ連崩壊によってさらに追い討ちをかけられました。
【新聞記事】(日刊木材新聞1998.2.20)

しかしその後、北洋材の巻き返しが始まります。輸入量の減少は1992年に底を打ち、以後は再び増加の傾向にあります。1997年にはほぼ10年ぶりに600万立方メートルの大台に乗ったばかりか、北洋材は次の二つの番付でトップの座を占めるまでになっています。

表 針葉樹丸太量の推移

年次 北洋材 NZ材 米材 北欧材 アフリカ材 国産材 南洋材
平成5年
357
218
103
0
14
692
6,969
平成6年
642
234
58
5
0
22
961
6,040
平成7年
728
314
68
6
12
36
1,164
5,512
平成8年
1,017
409
21
15
99
41
1,602
5,044
平成9年
1,128
368
36
1
118
45
1,696
4,755

1)輸入丸太(外材丸太)の中で、米材丸太を抜いて最大に
(前ページ新聞記事)木材新聞1998.2.20「丸太入荷トップに97北洋材輸入量」
2)合板の材料となる針葉樹の中で、ダントツのトップ
(右上表)合板業界のウェブサイトに掲載されている「針葉樹丸太消費量の推移」
(https://www.nichigouren.or.jp/nitigourenhp/homepage/ttikyuukannkyou.htm)

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