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アムールトラねっと
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アムールトラの生息地
アムールトラは、海をこえた向こう側、極東ロシアの森に棲んでいます。
飛行機で約1.5~2時間ほどのところにあるウラジオストクやハバロフスクの市内を離れると、そこはもう野生アムールトラが生きる広大な森=タイガの始まりです。
2004~2005年の冬、トラが棲むと考えられる場所のほぼすべてで調査が行われました。1096ヶ所で調査が行われ、その80%からトラの足跡が発見されました。
この結果、日本の陸地面積(377,835km2)に相当する352,740km2が、トラが生きるのに適した場所として定められました。植生は、チョウセンゴヨウ林が最も一般的で、全域の58%、ナラ林‐30%、カンバ林‐6.5%となっています。
アムールトラの棲む森はタイガと呼ばれる針葉樹と広葉樹の混ざったいろどり豊かな森です。
この森に大切なのは、チョウセンゴヨウマツとナラという木で、薬草や山菜も豊富です。栄養がたくさん含まれているチョウセンゴヨウの実は、きびしい冬を生き抜くタイガの動物たちを大きく育てます。その動物たちを食べるアムールトラは、世界でいちばん大きいトラです。
・極東ロシアのチョウセンゴヨウマツ林の総面積は、四国の1.5倍(27,448.5km2)に相当する28,720km2。
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