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アムールトラねっと
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アムールトラの生態
アムールトラは今、世界に400~500頭しかいない
世界で一番大きなトラです
【和 名】
アムールトラ
(別名:シベリアトラ、ウスリートラなど)
【学 名】
Panthera tigris altaica (英名:Amur Tiger)
【生息数】
428~502頭
【生息地】
極東ロシアと中国東北部の国境であるアムール川やその支流のウスリー川流域に広がる針葉樹と広葉樹が混交する森(ウスリー・タイガ)周辺。北朝鮮にも少しだが生息が確認。野生のアムールトラの95%以上が、日本から近い極東ロシアに生息しています。
【体 重】
180~306kg(オス)、100~167kg(メス)
【体 長】
2.7~3.3m(オス)、2.4~2.75m(メス)
【特 徴】
妊娠期間は103日間で、一度の出産で2頭か3頭の子供を生みます。子供は生後18ヶ月から28ヶ月間(2才くらいまで)は母親のもとで暮らします。野生のトラの寿命は8~10才です。
繁殖と子育ての時期のほかは、一頭で行動し、シカやイノシシなどをつかまえて食べます。
アムールトラは、トラのなかまの中で一番大きく、寒いところに棲んでいるので、体の毛が長いです。
アムールトラは、野生では約500頭しか生息しておらず、絶滅の危険性が高い動物です。IUCN(国際自然保護連合)が作成している「レッドリスト」は、絶滅の危機に瀕している野生生物をランク分けしリストアップしたもの。この中で、アムールトラは、絶滅危惧種(EN: Endangered D)にランクされています。
昔は人の生活にとってよくない動物として駆除されていました。今は撃ってはいけないことになっていますが、現金収入のために密猟されたり、森が伐られて棲める場所が狭くなったりしていますが、まだ352,740km2がアムールトラの棲める場所として残されています。
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