国際ECA改革キャンペーン


輸出信用機関(ECA)の共通の環境ガイドライン策定に向けて

 途上国向けの民間投資が大きな社会・環境影響をもたらしているため、輸出信用・保険機関(ECA)の改革は国際的な課題になっています。1998年3月、ドイツのメセムに46ヶ国163のNGOが集まり、ECA改革に取り組む国際キャンペーンを旗揚げしました。FoE Japanはこの国際キャンペーンに参加する日本で唯一のNGOです。

1. 国際ECA改革キャンペーンの活動

 自国政府に対する働き掛けのほか、以下のような活動を国際的ネットワークを使って行っています。

  1. 各国ECAのプロジェクト・政策に関する情報交換
  2. OECD(海外経済協力機構)やG8サミット等、国際交渉の場における働きかけ
  3. ECAプロジェクトのケーススタディ 等

2. ECA共通ガイドラインが求められる背景

3. 国際的な動き

4. 関連情報

プレスリリース  G8各国の輸出信用機関は原子力技術国際移転を大きく支援
 
― NGOがG8各国の輸出信用機関による原発輸出支援の実態についての報告書を発表 −

・プレスリリース  持続可能な開発」がテーマのOECD閣僚理事会で
    OECD輸出信用グループは環境配慮に後ろ向き
(01年5月14日)

続くインドネシアの暴力と混乱・ECAの責任をNGOが問う −−OECD閣僚会合に向け「ジャカルタ宣言」を発表−−


プレスリリース「OECDで輸出信用機関の環境基準、協議本格化」(99年10月26日)

NGOの提言(99年10月26日)

各国の輸出信用機関の動き(99年10月)

「輸出信用機関の共通のガイドラインを策定するにあたってー環境アセスメントの国際的に望ましい実施要領」(99年10月26日:ブルース・リッチ、環境保護基金、上級弁護士)

「輸出・海外民間投資支援機関の環境基準の分析」イエール大学(98年5月)

輸出信用・投資保険機関の改革への国内外のNGOの要求(概要)(1998年3月31日)