貧困と森林のつながりへの気づき
ニュースレターやブログなどを通じFoEの活動は見えてきても、スタッフの姿は見えないことが多いと思います。どんな人がFoE Japanで働いているのでしょうか?なぜFOEに?
インターンスタッフに3名の職員にインタビューをしてもらいました。
第二弾は「森林保全と生物多様性チーム」の三柴淳一です。
FoE Japan では何をされていますか?
木材消費国側から森林を守るための活動「フェアウッドキャンペーン」に2004年から携わっています。
なぜ「森」だったのでしょうか?
元々電気系の仕事をしていましたが、青年海外協力隊でガーナに行ったことが転機になりました。当時のガーナでは計画停電が行われ、ガーナの工業高校では電気を必要とする電気電子工学の実験が出来ないという状況でした。このようなアフリカの生活を見たことで、開発や貧困の方へ関心を寄せるようになりました。その後、大学院へ進み、貧困問題について学んでいく中で、世界的な貧困層の多くは森のそばに住んでいるということを知り、「森」に関わっていくことにしました。
FoE Japan に入るきっかけは?活動のモチベーションは何ですか?
入ったきっかけは、たまたま2004年にスタッフ募集があったからです。ですが、その後、2006年にボルネオ島の熱帯林に調査に行ったことで、エンジンがかかりました。物事は必ずしも予定調和的には動かないので、その動かないものを障害を取り除いて動くようにする・解決することに興味を持っています。
最後に、FoE Japan は一言で言うとどのような場所ですか?
「どのような場所というか、自分にとってどのような場所にするかという部分もあると思います。」–– FoE Japan は、一言では収まらない組織。やりたいとかやるとか決めている人の集合体だと思います。
(聞き手:インターン 杉浦佳蕗)