初めて東京に1ヶ月住んでみました
こんにちは!FoE Japanインターンの田中ゆうです。福岡の大学3年生ですが、長期休暇を利用して1ヶ月間、FoEでお世話になりました。東京は都会というだけでなく、世界と日本の出入口で、ここが日本の中心だなと感じるものでした。
そもそもなぜ私が福岡からFoEにインターンに来たかというと、私が大学で専攻している資源開発について疑問を抱いたからです。資源開発は大きな経済性や雇用の増加などといった側面を持つ一方で、環境破壊や人権侵害などの問題も多く持ち合わせています。それらの課題をどのように解決に導くのか、どのように対応するのか分からなかったので、このような開発の課題に取り組む団体を探していた中で、FoEに出逢いました。
初日、どきどきしながら事務所に行って驚いたのが事務所のアットホーム感と事務所の冬はちょっと寒いことです!(笑)そして、その日に初めての外出先が衆議院議員会館でした。ニュースも見なければ新聞も読まない私がそこで行われた意見交換会の内容が分かる訳もなく、この日から1ヶ月間毎日が勉強でした。開発関係に興味を持ったのがきっかけでしたが、FoEが関わる様々な分野のお手伝いをさせてもらったので、様々な環境問題について触れることができました。
この1ヶ月で私が変わったことは、間違いなく政治経済に関心を寄せるようになりニュースを見始めるようになったことです(笑)。また年齢性別問わず、多くの人とお話させてもらう中で一番感じることは、これまでの私も含め、若い世代の政治や社会問題などに対しての関心の薄さでした。特に政治問題に対して私もこれまで他人事のように感じていましたが、毎日様々な政治活動に関わる人たちと会わせていただくことで他人事とは思えなくなりました。
そして、私の中でモヤモヤしていた資源開発に対する社会問題について何か答えが見えたかと言われるとNoです。まだ私の中で私なりの解答も見つかっていません。なにより1ヶ月では足りなくて、もっと勉強しなくちゃと思っています。この1ヶ月の東京生活は私にとって何もかもが新しい世界で新たなスタート地点でした。これから福岡に戻りますが、これからも勉強を続けようと思いますし、また何かの機会にFoEに帰ってきたいと思います。
最後に、もし学生などで少しでも環境や政策提言、NGOなどに引っかかるワードがあれば、ぜひFoEのイベントやボランティアに参加してみてはどうでしょうか!FoEだけでなく、今、日本や世界がどうなっているのか、どのような問題があるのか、何事にも他人事と思わず、まずは知れる触れられる環境に飛び込んでみるのがいいのではないかと思います!
(インターン 田中)