宮城県山元町の未来をつくる~海岸防災林再生プロジェクト
結いの素プロジェクト|海岸林再生|支援のお願い
東日本大震災の津波により、宮城県南部の沿岸部に位置する亘理郡山元町の海岸林は、被災地最大の流失被害を受けました。この地域の海岸林の歴史は、古くは伊達政宗の治世にまで遡ります。冷たく強い海風、それによる潮害や飛砂から農地や集落を守り、この地域の生産性を高め、豊かな国を作るために整備されてきたと言われています。
FoE Japanでは、震災後に被災地復興プロジェクト「結いの素」を立ち上げ、地元住民と共同で行う震災復興を目的に活動を継続してきました。山元町では、2012年に沿岸部で津波被害を受けた地域で集会所を建設。その後、地元の方々から海岸林再生への期待が寄せられたことから協力を開始しています。
現在は被災前に海岸防災林が果たしていた海風の条件緩和・潮害等の軽減機能が失われており、被災地住民からは、より津波被害軽減効果の高い防災林の再生に加えて、被災前に防災林が果たしていた農地や居住地を潮害等から守る“環境保全機能の再生”を望む声が多く聞かれます。
FoE Japanは、被災地域のNPO法人「生命と環境保全」との調整を行った上で、地域に根差した海岸防災林の整備を目指します。
これまでの活動
2017年度の活動
- 第四回植樹祭
2016年度の活動
- 第二回植樹祭
- 下草刈り
- 下草刈り(2回目)
- 育樹マットの設置
- 第三回植樹祭
2015年度の活動
- 第一回植樹祭
- 下草刈り
- 防草シートの敷設
- 地ごしらえ
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