インターン体験記(井上)
こんにちは。
インターンの井上です。
今回は私のインターン体験について少し書かせて頂きます。
私は現在大学3年生で、専攻はフランス語です。
外国語を勉強している私がなぜFoE Japanでインターンさせてもらいたいと思ったかというと、NGOという団体そのものに興味があったからです。
一般企業への就職を目指して就活する前に、利益よりも社会的貢献を目指すNGOがどのように活動しているのか知りたいと思っていました。
FoE Japanのインターンの方が私の大学でNGOインターン説明会を開いてくださったのがきっかけとなり、応募するに至りました。
働くペースや期間は相談に応じてくださるので、私は週に2回、2ヶ月間働かせていただきました。
FoE Japanは部門に分かれているため、手伝わせていただく仕事の選択肢がたくさんありました。
私は主に総務と森林部門の仕事を手伝わせていただきました。
総務の仕事は、年賀状のリスト編集や、名刺作りや、ニュースレターの発行など、FoEと社会を繋ぐ仕事が多く、FoEがサポーターの方々や企業の皆さんに支えられていることを仕事を通して体感しました。
森林部門での仕事は、主に「森のプレゼント」プロジェクトを手伝わせていただきました。林業の現場を見学し、林業家の方のお話を聞いたり、都内の幼稚園に木材ベンチを寄贈したり。
プロジェクトを通して、生産者である林業家とのつながり、消費者である市民のつながり、行政とのつながり、海外業者とのつながりの大切さを感じました。NGO団体は、自ら足を運んで様々な人々と関わることができる点が強みであるため、つながりの弱いところを強化して、できるだけ多くの人々が自らの意思を主張できるよう手助けすることが大切だと感じました。
個人的な都合でたったの2ヶ月しか働かせていただくことができませんでしたが、社会に対する問題意識を原動力にして活動している職員の方々と出会うことができて、社会の一員としての自覚が生じた気がします。
社会を構成する一員であるということは、自分が何かの被害を被ることもあれば、何かの加害者になることもあります。これは環境問題だけではなく、経済の問題や、政治の問題など、すべてのことにいえると思います。私のインターンはもう終わりますが、これからも社会へのアンテナを張り、いろいろな人々と関わっていきたいと思いました。
周りの環境に疑問を抱いている方や、将来どう生きていきたいか考えている学生の方がいましたら、FoE Japanでのインターンは考え方を見直す一つのきっかけになると思います。
少し真面目な体験記になってしまいましたが、そんなに硬いことを考えていつも働いていたわけではありません。
FoEの皆さんが気軽に接してくださったおかげで、気を楽にして働くことができました。
様々なことを教えてくださったFoEの皆さん、ありがとうございました!!
(井上)