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第21回 緑化ツアー報告


初めての作業「枝うち」


南ガラタシ村の住民と植樹活動


柵沿いに防風垣を作ろう

月30日〜5月5日、21回目の緑化ツアーを行ないました。参加は19名。うちリピーターが5名、経過を見たいと参加してくれました。ツアー前半は寒く、風が強く、雨の日もあり、後半は晴れて暑くなり、激しい天候変化のなかでの活動でした。

今回は3つの村を訪れました。すっかり緑が回復した場所、回復し始めた場所、流動砂丘が多く困難な場所。“砂漠化”と一言ではくくれない様々な状態があり、その状態に応じたいろいろな作業をしました。

ダチンノール村では、砂が押し寄せる西柵近くに、柳(黄柳)の枝を直挿ししたり、9年前に植えて大きくなったポプラの枝うちもしました。地元小学生との共同作業も。雨で中断してしまい残念でしたが、植えた苗木は水をたっぷりもらい、元気に育つことでしょう。

ダチンノール村の活動

次に活動2年目の南ガラタシ村へ。村の住民がたくさん集まり、いっしょにマツを植えました。穴掘り、水運び、大変な作業もあっという間に進み、わいわいとにぎやかな活動でした。村長さんのお家でお昼をいただき、村を散策し、暮らしに触れることができました。

南ガラタシ村の活動

最後は西ハイスカイ村へ。流動砂丘が多く、柵が埋もれたり、倒れたりと管理が難しいところです。昨年、流砂を抑えようと柵沿いに草方格を作り、柵を守ることができたので、今回はさらに防風効果を持たせようと、柵沿いにサジーを植えました。

西ハイスカイ村での活動

ツアー終盤、参加者のみんなに感想・意見を聞いてみました。
「回復した場所を見てうれしかった」「枯れたのもあるけど、地面そのものが生き返っているのがわかり、再生する力を感じた」「テレビで見て知っていても、自分の目で見て、なんとかしなきゃいけない問題だとわかった」「植えた木を10年後に見たい」などなど。

ほか、「活動の一連のプロセスも体験したい」「準備の段階からやりたかった」「もう少し長期に参加できるシステムがあるといい」といった積極的な意見も。今後は、こうして関心を持っていただいた皆さんの力を集めて活動をしていきたいと思います。

 

21次隊のスケジュール 
1日目
成田から瀋陽へ、ウルスンへ移動
2日目
AM ダチンノール村で緑化活動
PM     〃
   ウルスンの町散策
3日目

AM ダチンノール村で緑化活動
PM 自然保護区を見学、カンチカへ移動

4日目

AM 南ガラタシ村で緑化活動 
PM     〃
   カンチカの町散策

5日目

AM 西ハイスカイ村 緑化地見学 
PM 瀋陽へ移動

6日目

AM 瀋陽観光
PM 瀋陽から成田へ

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