4月27日〜5月1日、18回目の緑化ツアーを行いました。10代から70代まで幅広い年齢層で構成された19名の緑化隊が、現地活動に参加しました。
現地では4月の気温が高かったのか、例年より芽吹きが早いようでした。このツアーの時期は、一面茶色の世界なのですが、今回は木々に葉っぱがたくさんついていました。
最初に訪れたのはダチンノール村。地元の小学生といっしょに、ニレやマツのポット苗を植えました。子どもたちのがんばり、純真さに励まされ、緑化隊もがんばりました。作業の後は活動地を歩き、緑化の経過を見学しました。
> ダチンノール村での活動
次は南ガラタシ村へ。この春に活動を開始したばかりの新規活動地です。
この日は砂嵐がひどく、作業ができないかと思うほどでした。それでも緑化隊との最初の活動を楽しみに、たくさんの住民が集まり、できるところまでやろう、と作業を開始。砂嵐の中、みんなで必死に苗木を植えました。
> 南ガラタシ村の活動
最後はハイスカイ地区の2つの村へ。ウリゴンホトグ村では苗木の植樹を、西ハイスカイ村では草方格づくりに取り組みました。この日も砂嵐。風をよける防風林や、砂が飛ぶのを抑える草がまだない活動地なので、ゴーグルやマスクの重装備でなんとか乗り切りました。
> ウリゴンホトグ村での活動
> 西ハイスカイ村での活動
このほか、ポット苗づくり、大砂丘地帯と自然保護区の見学も。現地での体験から、砂漠化の深刻さだけでなく、緑を取り戻す可能性があること、緑化の難しさやおもしろさも感じていただけたと思います。 >そのほかの活動
砂嵐にも負けずがんばった18次隊の皆さん、ありがとうございました。
18次隊のスケジュール |
1日目
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PM 成田から瀋陽へ、ウルスンへ移動
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2日目
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AM ダチンノール村で緑化活動
PM ダチンノール村緑化地見学、
砂漠宿舎でポット苗づくり
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3日目
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AM カンチカへ移動
途中、大砂丘地帯・自然保護区を見学
PM 南ガラタシ村で緑化活動
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4日目
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AM ウリゴンホトグ村で緑化活動
PM 西ハイスカイ村で緑化活動
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5日目
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AM 瀋陽へ移動
PM 瀋陽から成田へ
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