現在フィリピンでは、活動家やジャーナリスト等が犠牲となる「政治的殺害」が後を絶たない状況です。
そのためFoE Japan は、フィリピンへの経済協力を見合わせるよう求めてきました。
ところが、7月31日に開催された日・フィリピン外相会談において、無償2案件の交換公文の署名と新たな有償(円借款)2件の援助供与の表明がなされました。
これを受け、FoE Japanを含むNGO15団体は、8月10日、日本政府に申し入れ書を提出しました。
申し入れ書は、フィリピンの人権状況に対して日本政府がどのような認識を持ち、新たなODA供与を決定したのか説明責任を求めるとともに、フィ
リピン政府への政治的殺害の真相究明の徹底、被害者に対する救済を求めるものです。
> 日本政府への申し入れ書
[PDF]
【参考情報】
>「ODA供与決定は問題」 日本政府に要請書提出(2007/5/16)
>サンロケダムに反対してきた住民リーダーが地元で殺害
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