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第五回環境関連フォーラム in 札幌 報告 (2005年3月11日) |
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油流出に関するSEICからの回答、まだまだ不十分
サハリン開発に関するJBICの第5回環境関連フォーラムが3月11日(金)に札幌で開催されました。今回は油流出関連をテーマとし、これまでのフォーラムで出された意見(下記参考資料を参照)に対してのSEICからの回答とOSRP作成の進捗状況について、初めにJBICから説明がありました。これに対し、参加者側からは大体次のような意見が出されました。
油流出対策について具体性がない。
結氷期の対応について効果的な方法がなく、どう対処するのか?
地球環境を守るという安全性を確保した上でなくては石油を使うことを留保するくらいでないとならない。
日本の政府系金融機関が融資するのは国としてメリットがあるから。これだけ大きなプロジェクトだから日露政府間のレベルまで防災計画を高め、それを融資の条件にするべき。
オホーツクで一番大事なのは氷の下に住んでいる植物連鎖の基礎となる植物性プランクトン。冬の間は漁をしないから災害はないということはありえない。
タンカーをダブルハルにしたから事故を防げるということは言えない。
漁師は自然の再生産力で食べている。健全な海、良好な漁場がなければ生活していけない。漁師は命がけだ。
タンカー事故がおきた時にいち早く対応するための基地を稚内に設けてはどうか。
フォーラムをオホーツク地域で開いてほしい。
次回のフォーラムの開催までに議事録の掲載をするべき。SEICからの回答を事前に公開すべき。
詳しい内容はこちら
>SEICからの回答とOSRPの進捗状況について、JBICからの説明
>参加者からあげられた意見
(参考資料)これまでのフォーラムで挙げられた油流出関連の意見
*議事録、当日の配布資料はJBICのホームページに掲載されています。
なお、次回フォーラムは、3月25日(金)に東京で開催されます。油流出関連と生物関連についてSEICの対応についてのフィードバックが行われる予定です。フォーラムの詳細・申込み方法はJBICホームページを御覧下さい。
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