日本から飛行機で約2時間。日本海を挟んだ向こう側には、広大な原生の森が広がり、アムールトラを頂点とした豊かな生態系があるのを知っていますか?その森には、今も先住民が暮らし、アカシカやイノシシを狩りながら昔ながらの生活をしています。
しかしながら豊かな森林は、木材としての開発の対象でもあります。私たち日本人が建てる家や何気なく使っている家具やフローリングなどの一部は、この身近な森林から伐られたものが多く、そのうちのあるものは、豊かな生態系を無視した方法により伐採されています。
FoE Japanは現在、株式会社リコーとの共同プロジェクトにおいて、ロシア極東沿海地方に残された生物多様性豊かな森林地帯のひとつであるビキン川流域で、現地の先住民ウデヘ族と協力して森林生態系保全活動を行っています。
この度の説明会では、今年で通算5年目になる森林生態系保全活動の現状を報告し、かつこの地域の先住民の地域経済を安定させる目的で2000年から実施されているエコツアーについて分かりやすく解説します。このツアーでは、ロシア極東を流れるビキン川の森に暮らすウデヘ人とFoE
Japanが連携して、ツーリストの方々に北方林の自然を体験し、当地で生きてきた先住民の文化・歴史も知って頂けますようお手伝いしています。
どうぞお気軽にご参加下さい。
【タイトル】 「ロシア極東ビキン川流域保全活動とタイガを訪ねるエコツアー説明会」
【日時】 2008年6月5日(木) 18:30〜20:30
【場所】 環境パートナーシップオフィス(EPO B2F) https://www.geic.or.jp/geic/intro/access.html
【お問合せ】 国際環境NGO FoE Japan Tel:03-6907-7217、Fax :03-6907-7219
(担当:佐々木 sasaki@foejapan.org )
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