2つの対照的な自然――大青溝とタービンチャガン
満斗中学校を離れ、バスは第2の目的地・ウルスンへ。その途中で、2つの対照的な自然を訪れました。
満斗中の近く、バスで15分ほど走ると「大青溝自然保護区」があります。ここは昔から、保護区として守られてきた豊かな森が残っています。
森の中には小川も流れ、湖もあります。この地域が人為的な原因で砂漠化していること、緑化活動で自然を取り戻すことができるという可能性を実感しました。
大青溝自然保護区は、観光地でもあり、オープン初日のこの日(毎年5月にオープンする)、たくさんの観光客でにぎわっていました。
バスでさらに走ると、タービンチャガンに到着。タービンチャガンとは「地獄の砂漠」という意味だそうです。大きな砂丘が連なる砂漠が広がっていました。
そんなタービンチャガンも、昔は豊かな森と草原だったことを思うと、ここまで自然が変わってしまう砂漠化の怖さを実感させられました。
|