ダチンノール村、第2期地区への植樹
4日目は、朝から小雨が降ったりやんだりの天気でした。
ダチンノール村では、活動4年目を迎えた今年、第2期地区での植樹活動を開始しました。
午前中は、みんなで植樹活動の準備をしました。農場内の苗畑で育てている苗木を掘り取り馬車に積む。現場では、苗木置き場と井戸の水を溜める池づくりなどの準備です。
さらに、どこに何を植えるかという計画図の作成も緑化隊に任されました。
前日、現地ボランティアの岡本さんから、植える苗木7種類と適地適木の考えを教わった緑化隊。現場で地形を見ながら計画図を作成したのです。
その日の午後、ウルスン中心小学校の生徒が参加しての緑化活動が始まりました。完成した計画図をもとに、計画チームがそれぞれの苗木を配置し、小学生と組んだ緑化隊が植えていく、というふうに、順調に作業が進みました。
翌日午前中も、引き続き植樹作業。ダチンノール村の住民が、大人から子どもまで集まり、いっしょに作業を行ないました。
この日はものすごい砂嵐の中での活動となりました。さらさらの砂は強い風に流され、作業が終わる頃には、V溝がすっかり埋もれるほど。頭まで砂に埋もれそうな苗木もあり、ちょっと心配です。でも、砂嵐にも負けず、みんなで苗木を植えたことが、きっと自然の回復力を引き出して、1期地区のように緑が復活するだろう、という期待も半分。これからどんなふうに変わっていくのか楽しみです。
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