恒例のロシア、ビキン川タイガツアー
2009年は大型連休にドンピシャリの7泊8
日となる可能性
〜仮日程(9/18出発、9/25帰国)ほかワイルド・ナビゲーション、FoE
Japan で大筋合意〜
2000年に始まって日本のこんな目と鼻の先で時差もほとんどない所にこんな空気が澄んでいて自然の美しい所があったなんて最高≠ニ毎年好評の秋のロシア・
ビキン川ツアー。このビキンツアーの2009年日程を検討するため、1月14日、旅行社「ワイルド・ナビゲーション」(以下、ワイルドナビ)の福島久美子氏と
FoE Japan タイガチームの佐々木 カツノリ・野口 エイイチローらが新年の会談を行った。
タイガツアーで利用する新潟−ハバロフスク間のフライト(ウラジオストク航空)は月・金の週2便のみ。例年これによりツアーの出発日・帰国日も選択肢が限られてくるのだが、今年2009年に関してはワイルドナビ福島氏の提案した「9/18(金)出発、9/25(金)帰国」の案にタイガチーム佐々木・野口が大きく頷いた。カレンダーを見れば一目瞭然、今年はビキン川のタイガが快適で美しい時期に、日本側の大型連休がドンピシャリであり、素晴らしい日程だ。
早速、この日程(9/18出発・9/25帰国)を仮日程としてワイルドナビ・FoE
Japanでフライトの座席確保とツアー予告・PR(目標参加者数12名)を行っていくことなどが合意された。
今後の流れとしては、3〜4月に出発日・帰国日が最終決定し、4月中に内容・ツアー名・予価が決定しFoE Japan、ワイルドナビ双方のウェブサイトやその他の環境情報サイト等で告知を行う見通し。
そして、ツアーの中身についてこの日の会談では、過去の教訓を踏まえ、ワイルドナビ福島氏がお客さんが、より一層「来て良かった!」と実感できる8日間にするために日程や宿泊場所の大胆な見直しも図りたい≠ニ語り、FoE
Japan 佐々木はツアーのハイライトであるビキン川エクスカーション、キャンプをさらに充実させたい≠ニ語った。
またその前日、電話でこの冬のビキン川のタイガの様子をスタッフに聞かせてくれたクラスニヤール村のベテラン猟師にしてビキンツアーの名物ガイド、ヤコフ
・トロフィモヴィチ(ヤコフ・カンチュガさん、62歳)は
今年の9月もツアーで来てくれるみなさん一人一人にビキン川の美しさや
わしらウデヘの心意気を感じてもらえるよう、甥のヴォーバや村の者と働くぞ=@
と元気に語ってくれた。
ビキン川森林地帯のタイガ林とヤコフさんたちウデヘ人の暮らす地元コミュニティーは、依然として「ビキン川森林地帯の保護区指定⇒ユネスコ世界遺産登録実現」(ウデヘの人びとはそこで伝統的な暮らしをつづけることが出来る)の可能性と、それが実現せずに「開発・伐採」される可能性とに直面しており、どちらの未来へ向かうか今なお予断を許さない状況だ。
FoEJオフィスへやってきたワイルドナビ福島久美子氏(左)とツアーやアムールトラねっとキャンペーンを担当中のFoEJ 佐々木カツノリ(右)
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そこで日本から訪れるFoE Japanサポーターのみなさん・ツアーの参加者のみなさんと、ヤコフさんたち地元の人びとが出会うビキン川のツアーは、まだささやかなものだが、将来へ向けた希望の塊であり、そのためにNGOのFoE Japanも旅行社のワイルドナビも元気に協力することができる。現地のコミュニティーに仕事を作り出し、対価を支払って、収益もあげながらだ。
2009年9月、旅してまもろう、生物多様性、タイガ林、そしてウデヘの人びとの誇り≠合言葉に、ウデヘのヤコフさんたちとビキン川の青空や星空を見上げてみたい方、どうぞ FoE Japan まで気軽にお問い合わせください。
>問合せはinfo@foejapan.orgまで
担当 野口エイイチロー&佐々木カツノリ
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