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メールアクション 「プーチン大統領にメッセージを送ろう!」

これまで、FoE Japan、野生生物保全論研究会、WWF Japanは、東シベリア-太平洋パイプラインの終着点であるターミナル建設が現地の環境問題に取り返しのつかない影響をあたえることから、その建設地の変更を訴えてきました。

ところで、みなさんご存知かもしれませんが、ロシア大統領のホームページから直接プーチン大統領にメールを送り、私たちの声を届けることが出来ます。

そこでFoE Japanでは、このターミナル建設に関して、1人でも多くの方にプーチン大統領にメールを送っていただけるよう、以下のような英語での例文を考えました(日本語の翻訳は一番下にあります)。
ぜひ皆さんからも、建設地の変更を、直接プーチン大統領に訴えてください!

なお、ターミナル建設地は7月26日現在まだ決定していませんが、8月8日に、東シベリア-太平洋パイプラインに関する最終決定の会合が開かれるという情報もロシアよりはいっています。情報が錯綜している部分もあり、実際に8月8日に 決定されるのかは定かではありませんが、できれば8月8日までに、出来るだけ多くの方からのメールアクションを、お願いいたします!

> 東シベリア-太平洋パイプラインの事業の概要と問題点は こちら   

***プーチン大統領へのメッセージの送り方***

 @ ロシア大統領のホームページを開いてください。

 A 「Full name」 にお名前をローマ字で、「E-mail」にメールアドレスを記入してください。

 B 「Message」に大統領へのメッセージをお書きください。
   以下の英語の例文を貼り付け、もしくは適宜修正し、一番下にお名前を入れるだけでも結構です。

 C 右下の赤い「submit」をクリックすれば、皆さんの声がプーチン大統領に届きます。


Dear President Putin, I am a Japanese taxpayer, living in Japan. I am writing to you with a question about East Siberia-Pacific Ocean (ESPO) oil pipeline project.

Mr. President, do you support TRANSNEFT's plan to build an oil terminal in Perevoznaya Bay?

As you know, a number of Russian and international ecologists, biologists, and marine experts claim that if an oil terminal is built in Perevoznaya Bay, we will see environmental disaster in the near future. They claim that TRANSNEFT should build in another bay such as Kozmino Bay.

Biologists fear that construction of an oil terminal in Perevoznaya Bay could trigger the extinction of the critically endangered Amur leopard.

Marine experts like Dr. Sergey Moninets of the Sea Protection Institute (Vladivostok) predict that an oil terminal on Perevoznaya Bay would maximize risks of tanker accidents and large-scale oil spills. An oil spill in the Amur Bay would threat the region's fisheries and the beautiful coasts, including the coastline of the Far Eastern Marine Reserve (Zapovednik).

Since Russia and Japan are seeking technical and financial cooperation on the oil pipeline project, taxpayers like myself would like you to insist that TRANSNEFT listen to opinions and recommendations of Russian and international ecologists, biologists, marine experts about where to build the oil terminal.

Even the Federal Agency for Ecological, Technological and Nuclear Supervision (ROSTEKHNADZOR) said this March that it does not support TRANSNEFT's plan to build an oil terminal in Perevoznaya Bay.

The oil pipeline indeed needs a terminal on Russia's Pacific coast. But, must it be Perevoznaya Bay? TRANSNEFT can be successfully avoid ecological and environmental problems by choosing a place like Kozmino Bay as its terminal location.

The world took note when Russian government chose to protect Lake Baikal from the Siberia-Pacific Pipeline this April. Baikal is one of the world's great treasures. Now, please protect Perevoznaya Bay. Perevoznaya is also home to great treasures such as the last population of wild Amur leopards, the Kedrovaya-Pad Nature Reserve (Zapovednik), and the Far Eastern Marine Reserve (Zapovednik). Please pay attention to those places and please act as their protector. The world will respect Russia for doing so.

Thank you very much for reading this e-mail.

Yours Sincerely,
<お名前を書き込んでください>


【例文の日本語訳】

プーチン大統領

私は、日本に住んでいる日本の納税者です。東シベリア-太平洋パイプラインに関して大統領に疑問があり、メールをしています。

プーチン大統領は、ペレボズナヤに石油ターミナルを建設するというトランスネ フチの計画をし支持されているのでしょうか。

大統領もご存知のとおり、たくさんのロシアと各国の生態学者、生物学者、海洋 専門家は、もしもターミナルがペレボズナヤ湾に建設されれば、近い将来ひどい 環境破壊がおこるだろうと、主張しています。彼らはまた、トランスネフチ は、ターミナル建設地を、コズミナ湾など他の湾にするべきだちも主張しています。

生物学者は、ペレボズナヤ湾に石油ターミナルを建設したら、現在絶滅の危機に 瀕しているアムールヒョウを絶滅させてしまうことを懸念しています。

ウラジオストクにある海洋保護機関(Sea Protection Institute)のセルゲイ博 士(Dr Sergey Moninets)は、ペレボズナヤ湾での石油ターミナル建設は、タンカーの事故や大規模な油流出のリスクを最大化してしまうことになると予想していま す。

アムール湾での油流出は、地域の漁業や極東海洋保護区(Zapovednik)などの美 しい海岸にとっては脅威となります。

ロシアと日本は、同事業に関する技術的・経済的協力を模索していますが、私は 納税者として、トランスネフチが、石油ターミナル建設の場所に関するロシアや 海外の生態学者、生物学者、海洋専門家の意見や勧告に耳を傾けるよう、大統領 に強く主張したいと思います。

ロシア政府の環境・技術・原子力監督庁でさえ、今年の3月に、ペレボズナヤ湾 での石油ターミナル建設するというトランスネフチの計画を支持しないと発言し ています。

石油パイプラインは、確かに、ロシアの太平洋岸にターミナルを必要とするでしょ うが、それは本当にペレボズナヤ湾でなくてはいけないのでしょうか。コズミナ 湾等ほかの場所をターミナル建設地として選択すれば、トランスネフチも生態系 や環境上の問題を回避できるのではないでしょうか。

今年の四月に、東シベリア-太平洋パイプラインから保護するために、ロシア政府がパイプラインのルートがバイカル湖を避けることを決断したしたとき、世界 中がその決断に注目しました。バイカル湖は、世界の素晴らしい財産です。どう か、ペレボズナヤ湾も保護してください。ペレボズナヤ湾もまた、野生のアムールヒョウの最後の生息区域であり、また、ケドロバヤパジ自然保護区や極東海洋 保護区などの、素晴らしい財産です。ロシアがペレボズナヤ湾を保護することに、世界は敬意をあらわすでしょう。

このメールをお読み頂きまして、ありがとうございました。

敬具
<みなさんのお名前>


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