しかし、食べ物に関しては、アメリカ文化が入ってきているせいもあり、生野菜は、ジャガイモや玉ねぎに限られ、コーンビーフやスパムなど缶詰類が多いのが現状です。水産資源は、豊富で十分に需要が満たされるだけの漁獲量は期待できます。特に魚は、売買するという感覚はなく、たくさん取れたら、親戚や友人に配るといった感じです。私たちがジャルートに行ったときは、協力してくださった青年海外協力隊員の方々が近所からもらったというカツオやキハダマグロを刺し身やたたきにしてご馳走してくださいました。また、パーティーにも招待され、地元の料理などをいただきました。タロイモ、パンダナス、パンの実など数々の料理が並び、それらを食べながら、地元に伝わる歌などを大合唱したくれたときには、それはそれは荘厳な雰囲気に包まれ、感動を覚えました。後から聞くと、彼女たちは教会で毎週歌っているそうです。
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