FoE Japanは、この秋、世界的なロックバンド・レディオヘッドの招待を受け、彼らの来日公演の会場にて、来場者に日本が確実に温室効果ガスを削減するための法律の実現をめざす「MAKE
the RULE」キャンペーンへの参加を呼びかけ、署名活動を行います。
これは、FoE英国およびFoE欧州の「Big Ask」キャンペーンを、レディオヘッドのフロントマンであるトム・ヨーク氏がサポートしており、日本でFoE
Japanが同じ趣旨で開始した「MAKE the RULE」キャンペーンについてもサポートしていることから実現するものです。
英国のBig Askキャンペーンでは、トム・ヨーク氏がスポークスマンとして積極的にメディアに登場し、キャンペーンの重要性を語り、市民に参加を呼びかけました。その結果、世界で初めて政府に中長期の温室効果ガス削減を義務付けた「気候変動法案」ができ、間もなく法律として施行します。
Big Askキャンペーンは、英国から欧州17カ国に広がり、今年6月から7月にかけて行われたレディオヘッドの欧州ツアーでは、各地の公演会場で、FoEのメンバーが署名活動を展開しました。
レディオヘッドは、自らのツアーにおいても、温室効果ガスの排出ができる限り少なくなるよう公演機材の運搬に船や列車を使ったり、また、公演に来るファンたちにも、カーボンフットプリントの少ない参加を呼びかけています。
そしていよいよ、10月1日から8日にかけて、大阪、さいたま、東京の3つの会場の6公演において、FoE Japanが活動します。
「地球温暖化問題は、あまりにも大きくて、複雑で、自分にできることなんてないと感じていた。でもこのキャンペーンに参加することで、自分にもできることがあるって実感できたんだ」トム・ヨークはキャンペーンについてこう語り、1人でも多くの市民が署名に参加するよう呼びかけています。