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フロアにあふれる熱気
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英国では市民の働きかけで法律が成立
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サッシャさんの進行でわかりやすく
「しくみの必要 性」を共有しました
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OASによるレディオヘッドの再現ライブ
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法律の必要性を語るトム・ヨーク
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ACMAの迫力のライブ
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【日時】 2009年8月5日(水) 19:00〜22:00
【会場】 六本木 スーパーデラックス
> イベント案内はこちら
2009年8月5日夜、六本木のイベントスペース、スーパーデラックスにて、トーク&ライブイベント「MAKE
the RULE NIGHT」を開催しました。
フロアは、若い音楽ファンをはじめ、100名以上の熱気であふれかえっていました。
「Welcome to MAKE the RULE NGIHT!」
J−WAVEなどでおなじみのDJ・サッシャの力強いアナウンスでイベントは始まりました。
●DVD上映 「THE BIG ASK STORY」
英国では、2008年11月、世界で初めて国に長期にわたる温室効果ガスの削減を義務付けた「気候変動法」が成立しました。イベントのオープニングでは、その成立に大きな影響を与えた、FoE英国のキャンペーン、「THE
BIG ASK」のプロモーションビデオを上映。レディオヘッドのトム・ヨークがスポークスマンとして、様々なメディアに登場し、法律の必要性を訴え、市民に参加お呼びかけている様子もご覧いただきました。
●トーク「温暖化をとめる法律をつくろう!」
では、なぜ、法律が必要なのか、そのために私たちには何ができるのか、サッシャさん、東京工業大学准教授の蟹江憲史さん、そして、MAKE
the RULEキャンペーン事務局の桃井、FoE Japanの瀬口の4人でトークを繰り広げました。
そもそも温暖化はどのくらいヤバイ状況になっているのか、科学者はどのように警告しているのか、国際社会はどのような取り決めをつくってきたのか、スライド写真を交えながら、蟹江さんが解説しました。
とりわけ、これまでにたくさん排出してきた先進国の責任は重いこと、他の先進国はすでに温室効果ガスの中長期の大幅削減目標を設定し、達成のためのしくみづくりをはじめていることを知った上で、日本の現状を見てみると、日本には何が欠けているのが見えてきました。
市民が新しいルールづくりを政治に働きかけるMAKE the
RULEキャンペーンの意義と可能性を、サッシャさんの巧みな進行で来場者と共有することができました。
●OAS ライブ
常に最新のレディヘッドを再現しようと試み、機材も同じモノを使うといったこだわりを見せる本気のコピーバンドOASが、レディオヘッドの曲を5曲演奏。昨年のレディオヘッドの来日公演を思い出させるような演奏、演出で楽しませてくれました。
●DVD上映 「トム・ヨーク、地球温暖化を語る」
FoE英国が2005年に「THE BIG ASK」キャンペーンを開始した当時に、キャンペーンでスポークスマン的役割を担うトム・ヨークに行ったインタビュービデオを特別上映。
「民間レベルの取組みでは限界がある。だから法律が必要なんだ」
「息子の好きなシロクマは、彼が大人になるころにはいないかもしれない」
「温暖化の影響は貧しい地域ほど大きくなる。これまで多く排出している先進国が先例を示さないと」
「政府は、圧力団体にかまけず、すべてが失われる危機から国民を守ってくれないと。それが政治家の仕事だろ?」
約12分にわたり、温暖化をめぐって率直に語るトム・ヨークの言葉に、会場はじっくりと耳を傾けていました。
●ACMA ライブ
デレビ番組にテーマ曲を提供するなどライブ活動以外にも精力的な活動しているACMAのライブ。汗が飛び散る迫力のナンバーから歌詞が心に響くしっとりナンバーまで披露してくれました。
最後に、キャンペーン実行委員長のシロベエより、出演者、来場者の皆さんに御礼のご挨拶をして、クロージング。音楽と地球温暖化防止の運動がひとつになって、新しい何かを生み出したことを実感できた充実の3時間でした。
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挨拶に立つシロベエと
レディオヘッド・ベア
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展示・署名コーナーには
トム・ヨークの直筆サインも
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出演者一同、これからもMAKE
the RULEを応援します!
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●出演者から、MAKE the RULEキャンペーンへの応援メッセージをいただきました。
【主催】 FoE Japan、MAKE the RULEキャンペーン実行委員会
【協力】 Radiohead Night企画部
> MAKE the RULEキャンペーンについてはこちら
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