ライブアース会場に化石燃料恐竜参上
〜 来場者投票で自然エネルギー党圧勝
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▲化石燃料恐竜、「ライブ・アース」に参上!! |
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▲「化石燃料恐竜くん」とFoE Japanのブース。
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▲FoE Japanのブース。奥で「開票速報」しています。
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▲3色の投票用紙。一枚選んで書いてもらいます。 |
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▲ステージにて、各党代表が熱弁をふるいました。 |
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▲開票速報!自然エネルギー党がリード。
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▲MCのSaschaさんも一票。
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▲「党代表」3人が集合!自然エネルギー党の圧勝。
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▲多くの若者がライブを楽しみながら温暖化防止について考えた一日でした。
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【イベント】 Live Earth Japan 2007
【日時】 2007年7月7日(土) 10:00〜21:00
【場所】 幕張メッセ
7月7日、米国元副大統領アル・ゴア氏らの呼びかけにより世界8カ国10会場で地球温暖化防止を訴える音楽イベント「ライブアース」が開催されました。
マドンナ、ポリスなど、世界で150組ものアーティストが22時間にわたりライブを繰り広げ、その様子はテレビやインターネットで各国に生中継されました。
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Japan 2007
■ 若者が選ぶ未来のエネルギー:
投票アクション「日本の未来を担ってほしい政党は?」
FoE Japanは、千葉・幕張の会場に「化石燃料恐竜」とともに出展し、参院選も間近ということで、ライブにやってきた若者たちに「日本の未来を担ってほしいエネルギー」を選んでもらう「投票」アクションを行いました。ブースの投票コーナーには、「化石燃料党」(赤)、「原子力党」(グレー)、「自然エネルギー党」(緑)から選択する投票用紙と、投票箱を設置。奥では随時開票速報を発表していきました。
■ 「化石燃料党」、「原子力党」、「自然エネルギー党」の主張
ライブの合間には、ロビーのステージでアピールも行いました。
ここでは、化石燃料恐竜が誕生してから絶滅してしまうまでのお話、「化石燃料恐竜ものがたり」の紙芝居を披露するとともに、3党の党首の立会演説会を行いました。
化石燃料党: 「日本の経済成長を今日まで支えてきたのは、石油、石炭、天然ガスの強力メンバーを擁するわが党です。CO2などの排出の問題もあるといわれますが、クリーン化対策を進めております。今後もまだまだ、日本の経済や皆さんの生活を支えていきます。」
原子力党: 「原子力党は、発電過程でCO2を排出しないクリーンな政党です。日本の誇る技術力の粋といえる、わが党こそが、海外に依存しない、エネルギーの安定供給を皆さんに保証します。」
自然エネルギー党: 「わたしたちには、世界中どこでも誰もが公平に手に入れることのできる持続可能なエネルギーです。温室効果ガスや核のゴミを出して、生態系や将来の世代に迷惑をかけることもありません。最も平和なエネルギーだという自信があります。」
■ 投票結果
最終的に投票総数は189票。各党の得票数は、「化石燃料党」12票、「原子力党」22票、「自然エネルギー党」155票で、自然エネルギー党の圧勝でした。
投票用紙のメッセージ欄には、投票理由や政府への要望などが書きこまれ、大変興味深いものでした。
自然エネルギー党には、「一番地球にやさしい」「クリーンで持続可能なエネルギーは自然エネルギーしかない!」といった声が多数寄せられたほか、「普及のための、政府のバックアップも必要」と促進政策の導入を求める声も。
また、「そもそも使う量を減らそう!」と省エネルギーの重要性を指摘する意見もみられました。
原子力党には、安全性の確保を条件としての支持をが寄せられ、化石燃料党には、「今の生活を変えたくない」などの意見がありましたが、少数に留まりました。
現在の大人たちの行動や不十分な温暖化政策の影響を50年後に受けるのは今の若者や子どもたちです。
だから、FoE Japanは、若者こそが未来のエネルギーを選ぶ主役であるべきと考えます。京都議定書第一約束期間開始を目前に、若者の声を政策に届けるアクションを行っていきます。
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