リャンサップ村で活動開始

タービンチャガンを歩く

緑が増えたダチンノール２期地区

８月25〜30日、10回目となる緑化ツアーを開催。これまで最多の26名が参加しました。10次隊は２つの村を訪れ、村人たちと緑化活動を行いました。

今年スタートしたリャンサップ村では、はじめての植樹活動にたくさんの村人が集まりました。みんなでニレ・マツの苗木の植樹と草方格づくりに取り組みました。

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５年目のダチンノール村では、8・9次隊に続いて２期地区東側一帯の緑化活動を行いました。このほか、１期地区・２期地区・その外をぐるっと歩いて見学し、緑が回復する過程・緑化の成果を見ることができました。

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２つの村の移動途中には、大青溝自然保護区と、大砂丘地帯“タービンチャガン”に立ち寄り、同じ地域にある対照的な自然の姿を知りました。

宿舎では早朝、沙漠植林ボランティア協会・菊地会長による沙漠セミナーが開かれ、砂漠化の基礎知識から緑化技術まで学ぶことができました。長年の実践にもとづいたお話はとてもわかりやすく、砂漠化への理解が深まりました。

現地は今年、ここ10年でいちばんというくらい雨が多く降っています。春は茶色の世界だったリャンサップ村やダチンノール村２期地区も、シャーミー（砂漠に最初に自生する草）がたくさん生え、緑の多さに驚きました。

ツアー中はずっと良い天気で、予定通り活動ができました。例年より蒸し暑く、緑化活動はハードだったと思います。それでもみんなで協力し、楽しく作業が進み、いい活動ができました。

10次隊の皆さん、ありがとうございました。