暖冬のため3月末にでも行われるかと予想された現地農民による春植林は、3月中旬以降の冬の戻りにより、結局4月12,13日に行われました。例年より1週間ほど早い時期でした。
FoE Japanが今年支援・協力したのはリャンサップ村、チョグチグー村、ヤミンアイリ村、それに家庭農牧場の何軒かの農家でした。
昨年秋来相談していたチョグチグー村の柵新設に始まり、4月7日はリャンサップ村の人たちによる苗(ポプラ)の掘り取りが開始されました。春植林のピークは期せずして12,13日の2日に集中。3箇所の村で植林が行われました。
今年は暖かく、氷が早く融けて水が流れてしまった上、雨が少なく旱魃が心配されます。ヤミンアイリ村を5月3日に訪れた時には若葉も伸び始めているのがありましたが、多くはまだ硬い芽のままでした。
この2〜3年、農民の緑化意欲は強まりましたが、植える樹種はポプラに集中しています。将来の成長を期待してのことですが、ポプラは旱魃には強いとは言えず、枯れ死多数となった場合の反動がどう出るか、見守る必要があります。
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