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『いって、みて、しる!
アナタのお金の使われかた』
日本の国際協力銀行の融資で建設されたサンロケダム。
2003年に事業の完工を迎えた後も、
現地では問題解決を求める声があげ続けられています。
その事業の資金源は、郵便貯金や年金など、私たちと密接に関わるもの。
―自分のお金がフィリピンでどのように使われてきたのか?
何が問題とされているのか?
実際に自分の目・耳・肌で確かめてみませんか?
ツアーでは、ダムが建設された周辺の村々、
また、ダム建設地上流の先住民族の村などを訪れ、
そこに生きる人々の生の生活、生の声を受け止めながら、
「開発」の問題について考えます。
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期間 |
2005年3月3日(木)〜3月11日(金)(8泊9日) |
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主な訪問先 |
(現在、調整中です。) |
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フィリピン・ルソン島北部パンガシナン州とベンゲット州
・サンロケ村――ダム建設現場で事業者の話を聞く
――ダム建設地から移住した住民の話を聞く
・サン・フェリペ村――ダム貯水地から移住した住民の話を聞く
・ダルピリップ村――ダムの上流で川と土地に根付いた生活を送る
先住イバロイ民族の話を聞く
・アンブクラオ/ビンガダム――1950、60年代に建設されたダムが
先住民族の村に及ぼした影響をみる
・バギオ――ルソン島北部の中心地で先住民族の権利保護や
ダムの反対運動をおこなうNGOと意見交換
フィリピン・首都マニラ
・パヤタス――マニラ首都圏の都市貧民地区デイケアセンターを訪問 |
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費用 |
現地プログラム参加費 ・8万円(予定)
(現地宿泊費、現地交通費等を含む。)
(日本・フィリピン間の航空運賃は含みません。
基本的にフィリピン・マニラでの現地集合/現地解散です。)
*FoE Japanのサポーターでない方は、1年間分のサポーター費(一般5000円、学生3000円)が別途必要となります。
*旅行保険は各自で加入していただくことになります。 |
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募集人数 |
20名程度まで
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募集締切 |
2005年2月9日(水)まで。
*ただし定員になりしだい締め切りますので、お早めにお申込みください。20名程度まで
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ツアー参加者 の方は |
*ツアー前に、事前勉強会を行ないます。ご参加いただけない場合はご相談ください。
> 2月19日(土) |
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●サンロケダム・プロジェクトとは?――
ルソン島北西部を流れるアグノ川上流で建設中のサンロケダム(345MW)は、
発電、灌漑、水質改善、洪水制御を目的とした多目的ダム。事業の発電部門を
担当するサンロケパワー社は丸紅や関西電力などが出資してつくった現地の合
弁企業だ。また、事業の総工費12億ドルのうち約7億ドルを日本の国際協力銀
行が融資している。このダムは下流で多くの立ち退き者を出すだけでなく、土
砂堆積や集水域管理計画の不備により、上流の先住民族にも多大な被害を与え
ると考えられるため、住民組織や自治体、国際NGOが計画の見直しを求めてき
たが、ダム建設はすでに完了。2003年5月に発電部門の商業運転が開始された。
灌漑部門については、フィリピン国家灌漑庁がダム建設と並行して計画立案
を進めてきており、現在、総工費1億3800万ドルのODAによる拠出を日本に要請
している。地元住民は、既存の灌漑用水路のリハビリテーション、古い灌漑用
ダムの修理などを求める一方で、大規模な灌漑プロジェクトによる農地の収用
など、多くの懸念を指摘。計画の変更を迫っている。
※サンロケダムに関するより詳細な情報はWEBサイトでご覧いただけます。
→ https://www.FoEJapan.org/aid/jbic02/sr/index.html |
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