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『いって、みて、しる!
アナタのお金の使われかた』
日本の国際協力銀行の融資で進められるサンロケダム。その資金源は、郵便貯金や年金など、私たちと密接に関わるもの。そのお金はフィリピン現地でどのように使われているのでしょうか?
――実際に自分の目・耳・肌で確かめてみませんか?
ツアーでは、かつての生活を破壊されてしまったダム建設地周辺の村々、また、川と土地に根づいた生活を続けるダム建設地上流の先住民族の村などを訪れ、日本とフィリピンの「開発」について考えます。
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期間 |
2003年3月27日(木)〜4月4日(金)(8泊9日)
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主な訪問先 |
(現在、調整中です。) |
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フィリピン・ルソン島北部パンガシナン州とベンゲット州
・サンロケ村――ダム建設現場で事業者の話を聞く
――ダム建設地から移住した住民の話を聞く
・サン・フェリペ村――ダム貯水地から移住した住民の話を聞く
・ダルピリップ村――ダムの上流で川と土地に根付いた生活を送る
先住イバロイ民族の話を聞く
・アンブクラオ/ビンガダム――1950、60年代に建設されたダムが
先住民族の村に及ぼした影響をみる
・バギオ――ルソン島北部の中心地で先住民族の権利保護や
ダムの反対運動をおこなうNGOと意見交換
フィリピン・首都マニラ
・パヤタス――マニラ首都圏の都市貧民地区デイケアセンターを訪問 |
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費用 |
合計
・成田空港発着 14万8540円(現地プログラム8万円+旅行代金6万8540円)
・関西空港発着 13万7150円(現地プログラム8万円+旅行代金5万7150円)
>現地プログラム参加費 ・8万円 (初日を除く現地宿泊費、現地交通費等を含む。)
*フィリピン・マニラ現地集合/現地解散をご希望の方は現地プログラム参加費のみをFoE Japanにお支払いいただくことになります。
*FoE Japanのサポーターでない方は、1年間分のサポーター費(一般5000円、学生3000円)が別途必要となります。
*旅行保険は各自で加入していただくことになります。
>旅行代金
・成田空港発着 6万8540円
・関西空港発着 5万7150円
(航空運賃、初日の現地宿泊費、現地交通費等を含む。) |
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募集人数 |
20名程度まで
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募集締切 |
2003年2月21日(金)まで。
*ただし定員になりしだい締め切りますので、お早めにお申込みください。20名程度まで
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ツアー参加者 の方は |
*ツアー前に、事前勉強会を行ないます。>2月22日(土)
*ツアー後に、報告会を予定しています。 |
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事前説明会 ご案内 |
スタディツアーの概要をスタッフが1時間程度でご案内します。
ツアーへの参加を迷っている方、ツアーについて直接質問をされたい方、ぜひご参加ください!
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第1回目
日時: 2003年2月1日(土) 14:00〜15:00
*準備の都合上、前日1月31日(金)までにお申し込みください。
第2回目
日時: 2003年2月8日(土) 14:00〜15:00
*準備の都合上、2月7日(土)までにお申し込みください。
場所: 国際環境NGO FoE Japan 1階 会議室
(JR目白駅より徒歩3分
地図→ https://www.foejapan.org/info/map.html)
お問合せ・お申込み: 国際環境NGO FoE Japan (担当:波多江)
〒171-0031 東京都豊島区目白3-17-24-2F
TEL:03-3951-1081 FAX:03-3951-1084
E-mail:hatae@foejapan.org
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●サンロケダム・プロジェクトとは?――
ルソン島北西部を流れるアグノ川上流で建設中のサンロケダムは、発電(345MW)、灌漑、水質改善、洪水制御を目的とした多目的ダム。事業の発電部門を担当するサンロケパワー社は丸紅や関西電力などが出資する現地の合弁企業だ。また、事業の総工費12億ドルのうち約7億ドルを日本の国際協力銀行が融資している。このダムは下流で多くの立ち退き者を出すだけでなく、土砂堆積や集水域管理計画の不備により、上流の先住民族にも多大な被害を与えると考えられるため、住民組織や自治体、国際NGOが計画の見直しを求めてきたが、ダム建設は現在99%まで進んでしまい、2002年8月、ダム湖への貯水が開始された。事業者は2003年3月の発電部門の商業運転開始を予定している。
サンロケダムの灌漑部門については、フィリピン国家灌漑庁がダム建設と並行して計画を立案。当初は、「サンロケ多目的ダム事業・灌漑部門」として、アグノ川流域70800ヘクタールの灌漑用水の確保を念頭に計画されてきたが、「サンロケ多目的ダム事業」本体に対する住民の強い反対の声、また、多くの懸念事項から、「アグノ川統合灌漑プロジェクト」と名称が変更され、その規模も34450ヘクタールに縮小された。現在、フィリピン政府は総工費1億3800万ドルのODA拠出を日本に要請している。地元住民は、既存の灌漑用水路のリハビリテーション、古い灌漑用ダムの修理などを求める一方で、大規模な灌漑プロジェクトによる
農地の収用など、多くの懸念を依然として指摘。計画の変更を迫っている。
※サンロケダムに関するより詳細な情報はWEBサイトでご覧いただけます。
→ https://www.FoEJapan.org/aid/jbic02/sr/index.html |
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