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ケニア西部キスム地方のビクトリア湖に注ぐソンドゥ・ミリウ川に建設されている水力発電用ダム。ケニア電力公社が日本工営にコンサルタントを委託して事業計画が進められています。
国際協力銀行による円借款供与が行われており、鴻池組、ベデッカ、マーレー& ロバーツの合弁会社KVMが工事を受注しています。総工費は約200億円。1999年3月に工事が始まり、2003年完成予定。ケニア政府は影響を受けるのは約600世帯、190ヘクタールとしていますが、実際には、川の流量変化による社会・環境影響、上流の森林破壊による水源確保の問題、立ち退き等に伴う補償の問題など、ソンドゥ川流域の20万人以上が事業によって影響を受けることになります。 |
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