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サハリンI事業者エクソン・ネフテガス・リミテッドによる通知            
 

2008年5月28日

IUCNによるロシア語からの非公式翻訳
注意:以下の翻訳はIUCNによる英語の非公式翻訳をFoE Japanが日本語に訳したものです。

エクソン・ネフテガス・リミテッドによる通知ロシア語原文とIUCNによる英訳(ロシア語の後に英語が続きます。)

通知に対するIUCNのコメント(※日本語訳はこちら

2008年4月5日
サハリンI事業者エクソン・ネフテガス・リミテッド

通知

サハリンI事業者エクソン・ネフテガス・リミテッド(ENL)はサハリン北東岸でのサハリンI事業実施に関する実施計画について市民に知らせるという義務に沿って、ロシア政府機関(天然資源省及びGlavgosekspertiza:国家環境アセスメント総局) が2004年に承認した事業決定の最適化に関連して"Production Pipeline Platform Odoptu 2 - Coastal Preparation Complex Chaivo. Passage through Piltun bay. Clarifications to the project. Project "Sakhalin-1". Stage 1(オドプトゥ2プラットフォームから生産パイプライン−チャイボ沿岸掘削施設、ピルトゥン湾の通過、サハリンIプロジェクトの説明)"の環境影響アセスメントの内容に関するパブリックディスカッションを継続する意向を伝えた。

事業の権利、目的、実施場所に関する基本情報
生産パイプラインは、北部石油リグプラットフォームオドプトゥ2−チャイボ沿岸処理施設はは北部石油リグオドプトゥ2で掘削された石油とガスの混合物を、現在ENLが操業するチャイボ沿岸の石油処理施設へ輸送するために使われる。生産パイプライン部分は、連邦環境監査(State Ecological Expertise)の対象であり、ピルトゥン湾西部から東方に横断する。パイプラインのピルトゥン湾を横断する部分は約10kmある。実施計画は冬季の建設作業と "Production Pipeline Northern Oil-rig Platform Odoptu 2 - Coastal Preparation Complex Chaivo"の更なる開発を含む。

歴史背景
2001-2002の期間にENLはオドプトゥ鉱床の開発(ピルトゥン湾横断パイプラインの建設を含む)に関する章を含むサハリンI事業の書類を作成し、一般からの提案やコメントを考慮して予備環境影響アセスメントを行った。

これまでに行われた予備アセスメントの結果によると、ピルトゥン湾を通るものを含め、石油生産パイプライン建設の基本決定は、ロシアの国家環境アセスメント総局(Glavgosekspertiza)(2004年3月10日付、‡?163-04/ГЭЭ-0145/02)及び連邦環境監査に(2004年2月9日付、Order of the Russian MNR ‡? 99).よって肯定的な結論を得たサハリンI第一段階の準備と掘削に関する事業の建設のための実行可能性調査(Feasibility Study for Construction (FSC))の枠組みに沿って行われていた。

サハリンI事業のコンソーシアムのオドプトゥ油田の開発を段階的に行い、石油掘削リグ、オドプトゥ2からの探査及び掘削開発のみを開発の第一段階と特定したことに関連し、"Production Pipeline Northern Oil-rig Platform Odoptu 2 - Coastal Preparation Complex Chaivo"の建設プロジェクトに以下を含むいくつかの変更があった:
・ 生産パイプラインの直径を324mmから406.6mmへ拡大。
・ パイプラインによって輸送される生産物はシングルフェーズ(single-phase)からツーフェーズ(two-phase)液体/気体(fluid/gaseous)への変更。

2007年12月から2008年1月にENLは事業の行われるOkhtinsky regionにて公聴会を計画、実施し、上記の変更事項について述べた。実施計画について、公聴会の間に受け付けたたコメントや提案は事業文書に反映された。

事業者の名前と連絡先
Company "Exxon Neftegaz Limited" (ENL), 693000, Russia, Yuzhno-Sakhalinsk, Sakhalinskaya Str., 28

公聴会の編成と施行の責任者:
Municipal entity "Nogliki Urban District"

公聴会の形式提案
ENLはこの通知の日付より、市民から事業に関するコメント及び提案を受け付けます。

Nogliki地区ではENLは環境影響アセスメント文書を次の公的機関において市民が入手できるようにします:
・Regional Library in urban-type settlement Nogliki(ノグリキの都市型集落にある地域図書館)
Nogliki, Pogranichnaya Str, 5a
・Library of the village Val (ヴァル村の図書館)
village Val, y.n. Molodezhnaya Str.

コメントや提案を受け付ける30日間の後、ENLはNogliki urban type settlement のRegional Recreation Centerで市民関係者代表に公聴会を行います。正確な日時は追って発表されます。
事業計画に対する市民の意見を調べるため、コメント・提案のための用紙は上記の全ての公的機関で入手可能であり、また地元市民の関係者代表者は以下のいずれかの方法で(意見を)ENLに届けることができます:
・ 用紙を記入し、書類が公開されている公的機関に置いていく。
・ 郵便、ファックス、メール、または口頭でENLのSection for Public Relations までコメントを送る。

 Tel.: 8 (4242) 67 73 64 or 67 73 61; Fax: 8 (4242) 67 73 69.


事業に関する一般情報はENLのウエブサイトwww.sakhalin1.com またはwww.sakhalin1.ru.でご覧になれます。



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