問題と視点
開発金融機関への
政策提言 個別事業モニタリング 気候変動と開発 資料室 参加しよう
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ニューカレドニア・ニッケル開発事業
ニューカレドニアの海 (C)Le Plus Beau, Lagon du Monde |
事業地地域に生息する植物 (C)Mike Hosken |
世界で2番目の規模のサンゴ礁に囲まれた美しい島、ニューカレドニア。この自然の宝庫のようなニューカレドニアの南部で、大規模なニッケル開発が進められています。バーレインコニューカレドニアプロジェクトです。
カナダのインコ社(現在は買収されブラジルのリオドセ)、日本の三井物産、住友金属鉱山などが過去最大のニッケル開発事業を進めています。そして現在、国際協力銀行が公的資金を使った支援を検討しています。
現地では、サンゴ礁への土砂流入や排水による影響、また固有種の多い植物相への影響など自然環境への影響が懸念されています。
日本は世界第2位のニッケル輸入国。ステンレスや電池など、私たちの身の回りで幅広く使用されているニッケルの採掘現場で何が起きているのでしょう?
2006年11月および2009年4月、FoE Japanは地球・人間環境フォーラムと共に、ニューカレドニアのニッケル開発事業に関する環境社会影響調査の一環として現地を訪問し、事業地周辺視察(地上および上空)及び周辺先住民族コミュニティをはじめとする関係者への聴き取り調査を実施しました。
調査中に撮影した写真および現地の研究者やNGOの方々にご提供いただいた写真を地球・人間環境フォーラムがフォトレポートにまとめました。
>https://www.gef.or.jp/activity/economy/stn/ncphoto.html