冬に逆戻りしたような1日になりましたが、そんな寒さのなか、たくさんの人が集まってくれました。
春先に毎年おこなう実生苗の移植とシイタケの菌打ちをしました。
萌芽更新地では、コナラ・クヌギの雑木林を再生させようと毎年実生苗を移植しています。今年も、梅林の実生苗(=どんぐりが落ちて芽を出したコナラ)を、萌芽更新地の1区画、10月にエゴノキを伐採したエリアに移しました。根っこのまわりの土ごと掘って、同じぐらいの穴を掘って土ごと植えるやり方で、10本ぐらいの苗を移しました。
これまで移植した実生苗は、日当たりがあまりよくないのか、なかなか大きくならないのですが、今後の成長を見守ります。苗が小さいうちは、夏のあいだ草に負けないように気をつけないと、と思っています。
そしてキノコの菌打ち。前回までに用意した丸太に穴をあけて種駒を打ち込みます。今回初めてナメコにも挑戦。シイタケはコナラに、ナメコはヤマザクラに打ちました。いつもは手打ちの穴あけハンマーですが、今回は充電式のドリルも登場して穴あけも好調。流れ作業でサクサク進み、ちょうどお昼にシイタケ・ナメコ500ずつ、完了しました。ナメコはどんなふうに出てくるのでしょう。またひとつ、収穫の楽しみができました。
午後は、入口の草刈り、竹をたくさん伐った場所の後片付けなど。今年はたくさん竹を伐りましたが、4月にはまた新しい竹が出てくることでしょう。タケノコのうちにたくさん間引けたら楽なので、タケノコ掘りは2週連続で開催することにしました。4月はタケノコをおいしくいただくという森の手入れにぜひご協力ください。
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