公開セミナー報告(2000年10月27日) | |||
〜コミュニティと文化の破壊に対抗して〜 | |||
★セミナー議事録 3-8★ |
Q8.
A.コサラン氏 補償に関しては、条件闘争の段階であり、できるかぎりベンゲット州の61世帯に多くの額を補償してもらおうという闘争をしています。これに関しては、数式、その額をはじき出す色々な数式を用いて、いま話し合いが行われていますが、イバロイ民族の人達の考え方では、補償額に関しての最終的な合意は、もう、とても交渉のなかでは得られないだろうという風に感じています。ですから、最終的には政府が自分たちに一番有利な形で、つまり、法律の下、最小限の補償額で踏み切るというのが見通しです。しかしながら、私達は、できるかぎり多額の補償をしてもらえるように一生懸命運動をしているところです。そういうものが、立ち退きと新しい移住先で必要になってくるのだということで、一生懸命がんばっているところです。 |
→サンロケダム問題の詳細をみる |