公開セミナー報告(2000年10月27日) | |||
〜コミュニティと文化の破壊に対抗して〜 | |||
★セミナー議事録 3-6★ |
Q6.
A.コサラン氏 それから1998年までの13年間の歴史ですが、実はその間の1991年に起きたことをもう一つお話しなければならないと思います。それはルソン島北部を襲った大地震です。これを調査すると、91年の断層がなんとサンロケダムから6キロの所を走っているということでした。これは大変ではないのか、もし、ここでマグニチュード7.5あるいは8あるいはひょっとして9であるとか、ものすごい自身が起きたら、ダムに影響があるのではないか、そういう点を追求したところ、答えは「向こう100年このような地震は起きない」ということでした。 その地域に近い地震を起こす断層を別としても、この13年間の間に、ダムが作られる現場の状況は変わってきているわけです。大きな台風がいくつもきました。また、住民達の証言によると、実際の川の流れも変わってきているということです。私たちはこれだけでも十分、新しく環境アセスをやり直し、その証明書を出す根拠足り得ると思っています。 |
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