公開セミナー報告(2000年10月27日)
『フィリピンの開発と先住民族の権利』
〜コミュニティと文化の破壊に対抗して〜
 
セミナー議事録 1
ロナルド・M・コサラン(Ronald M. Cosalan)氏の紹介

  フィリピン下院議員。1952年イフガオ州キアンガン生まれ。ルソン島を南北に走るコルデリェラ山脈一帯を含むコルデリェラ地方の先住民族の出身である。1995年よりベンゲット州代表下院議員を務め、現在2期目。温和な気候と天然資源が豊かなこの地方で、これまでサンロケダムをはじめ、鉱山開発などコルデリェラ地方の開発と環境、先住民族の権利などの問題について、国会議員として意欲的に取り組んできた。1973年フィリピン大学卒業、1977年アテネオ・デ・マニラ大学経営学修士取得、1984年フィリピン大学法学士修了。以来、弁護士として国内の少数民族等の問題に携わる。1987年から1995年までフィリピン北部文化センター次官を経て代表を務めた。

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