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G8は最大の排出者に世界を託した 〜G8ステートメントに関するコメント〜

Friends of the Earth International
2008年7月8日(北海道)

本日、北海道にて発表されたG8ステートメントに関してFoE インターナショナルのスポークスマンであるカレン・オレンステインは、以下のようにコメントします。

「本日、G8首脳は、人類とこの地球を脅かす地球温暖化を止めるために何の役にも立たない言葉だけの気候変動対策を発砲しました。

世界最大の多国間の化石燃料投資機関であり、主要な森林破壊機関である世界銀行の気候投資基金に拠出するというのは、G8諸国がオオカミにニワトリ小屋の番をさせるようなものです。

この気候変動投資基金は、国連気候交渉を妨害する上に、石炭のような大きな排出源となる産業を促進します。さらに、途上国に対して気候危機に適応するためのローンを提供することで、工業国の排出を清算してもらうようにしむけています。世界銀行は、気候変動に取り組む機関としては全く不適切です。したがってG8サミットは、 気候危機への取り組みに失敗したことになります。

G8の長期目標合意は、全く不十分なものであり、中期目標の合意は失敗に終わりました。途上国に対して、拘束力を伴う削減目標を求めていることは、自らの責任放棄にしか見えません。」

原文(英語)はこちら

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