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 [これまでのイベント記録]  
ドイツに学ぶ環境教育 〜 エコステーション・フライブルクの実践
はじめよう 「緑の教室」! あなたのまちで! 学校で!

写真:エコステーションと子どもとかぼちゃ講演会・ワークショップ報告

「環境先進国」と言われるドイツの様々な政策の根底には、国をあげて取り組んできた環境教育があります。

 FoE Japanは、FoEドイツでであるBUND(ドイツ環境自然保護連盟)が運営するフライブルク市の環境教育施設「エコステーション」より館長のハイデ・ベルクマンさんをお招きし、2003年9月27日から10月5日にかけて、東京と大阪で、講演会とワークショップを開催しました。


「緑の教室」ワークショップ
 東京、大阪とも、講演会に先立ち、エコステーションの環境教育の手法を、参加者に体験しながら学んでいただくぶワークショップを開催しました。

 両日ともに晴天に恵まれ、午前中は屋外で自然観察をテーマにしたプログラムが行われました。普段の生活では怠けがちな五感を呼び覚ます体験や、ゲーム、観察など、教育方法を学びながらも、参加者の皆さんの笑い声が絶えず、秋の清清しい空気の中に響き渡りました。

 午後は屋内に移り、エネルギー、ごみ、食をテーマにしたプログラムが行われました。エコステーションから持参された数々の教材を使用しながらも、日本でも簡単に導入できるアイデアがいっぱいでした。
虫眼鏡で未知の世界を探検中 ごみのプログラムは人形「オスカー」と一緒に


ハイデ・ベルクマンさん講演会
 東京、武蔵野、大阪の3ヶ所で行われた講演会では、エコステーション設立の背景・歴史から、建物とエネルギーコンセプト、学校・幼稚園向けの「緑の教室」プログラム、市民向けのイベント、協力とネットワーク、運営状況、ドイツにおける環境教育センターの役割などについて話されました。

 また質疑応答では、大人への環境教育のあり方や、環境教育の成果をどう評価するか、行政との協力関係、運営に関して苦労している点など、実際の活動に取り組むにあたり大変興味のある質問が多くなされました。
講演するベルクマンさん 東京講演会の会場風景

 今回のイベントには、全国各地から、実際に環境教育に携わっている方から、自治体関係者、学生など大変関心の高い方々に多数ご参加いただきました。

 環境教育とは、未来をつくることです。これを機に日本の各地で、様々な環境教育の実践が広がることを願います。FoE Japanも引き続き、環境教育に関する活動を続けていきたいと思います。


【エコステーションガイドブック販売のご案内】

 FoE Japanは、エコステーション・フライブルク、BUND(ドイツ環境自然保護連盟)との共同プロジェクトにより、エコステーションの環境教育理念、建築コンセプト、プログラム内容などに関する冊子の日本語版を刊行いたしました。

「エコステーション・フライブルク 〜未来をつくる環境教育の実践〜」

 エコステーション・フライブルク/BUND(ドイツ環境自然保護連盟)著
 国際環境NGO FoE Japan  編
 定価 800円(FoE Japanサポーター 650円) 送料160円



【講演禄のご案内】

 2003年秋、FoE Japan主催で開催した「ドイツに学ぶ環境教育〜エコステーション・フライブルクの実践」ハイデ・ベルクマンさん講演会と、「緑の教室」ワークショップの質疑応答を含めた全記録。日本でどのように、市民が行政と協働して、環境教育を行っていくか、ヒントが満載です。

『ドイツに学ぶ環境教育〜エコステーション・フライブルクの実践 ハイデ・ベルクマンさん講演会・ワークショップ報告書』(全30p)

 定価800円(FoE Japanサポーター 650円) 送料160円


ご購入のお申込み・お問合せは、FoE Japan事務局(info@foejapan.org)まで

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