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第7回 緑化ツアー報告
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3日目 ウルスンへ移動 雨降りの一日

朝起きると外は雨。今年は雨が多いそうです。6月中旬まではほとんど降らず、干ばつの年かと心配していたのですが、うれしい恵みの雨の年となりました。といっても、ツアーで雨が降るとちょっと残念です。午後の活動はどうなるんだろう。大きなパオで朝食後、止みそうもない雨の中、バスに乗り込み出発しました。

まずは大青溝自然保護区を見学。保護区として守られてきたため、砂漠化地域でありながら、ここには植生豊かな森が残されています。広い敷地の西側にある湖と、北側の散策コースに立ち寄りました。小雨になったため、散策コースを歩くことができました。日本の森の中を歩いているようでした。

大青溝を見学後、バスは次の活動地・ウルスンへ。途中、タービンチャガンと呼ばれる大砂丘地帯に立ち寄りました。春に比べると緑が多くなっていましたが、植物が覆っていない砂丘は強い風に流されてしまう流動砂丘です。雨で表面が固められていましたが、すぐ下はさらさらの砂でした。

大青溝からおよそ2時間の移動で、昼過ぎにウルスンの沙漠宿舎に到着。雨は本降り。午後は、砂漠セミナーに予定変更。現地に滞在中の沙漠植林ボランティア協会・菊地会長から、砂漠化の基礎知識やこの地域での活動、緑化の方策など、現場の貴重なお話を聞き、砂漠化への理解を深めました。

夕方には天気も回復。自由時間にして、ウルスンの町へ出かけました。スイカをたくさん買って、みんなで食べました。

夜、ダチンノール村のリーダー、チグチさんが宿舎に来てくれました。チグチさんを囲んで、村の暮らしや緑化活動のお話を聞くことができました。

 

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