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スリランカの南部交通網開発事業(STDP)に関する
報告会のご案内
人権侵害が行われている事業にJBICは融資をするのか?
現地で影響住民の聞き取り調査実施
現在、国際協力銀行(JBIC)の融資によって進められているスリランカ南部交通網開発事業(STDP)による住民の立ち退きが進んでいます。同事業では、十分な環境影響評価や住民との協議が行われていないなどの問題が指摘されています。
JBIC は、建設に必要な土木工事、資機材調達、コンサルティングサービスに187億7000万円を政府開発援助(ODA)として供与することを決定しています。
このたび、FoE-Japanのスタッフが一週間にわたってスリランカの現地を視察し、現地住民の声を聞いてきました。七夕の日の夜、その報告会に是非ご参加ください。
◆日時:2004年7月7日(水)19:00〜21:00
◆場所:国際環境NGO・FoE Japan 1階 会議室
(JR目白駅より徒歩3分
地図→ https://www.foejapan.org/info/map.html)
◆報告者:清水規子(FoE-Japan)
◆参加費:無料
◆主催(お問合せ・お申込み):
FoE Japan (担当:清水)
TEL:03-3951-1081 FAX:03-3951-1084
E-mail:shimizu@foejapan.org
*準備の都合上、前日7月6日(火)までにお申し込みください。
●スリランカ南部交通網開発事業(STDP)とは――
スリランカの旧首都コロンボと南部のマタラを結ぶ128kmの道路を建設する事業。既存の高速道路とのリンクにより国内の交通網を充実させることが事業のねらい。国際協力銀行(JBIC)は、同事業のうち、コロンボからクルンドゥガハヘテクマまでの75km区間の道路建設の際に必要な土木工事、資機材調達、コンサルティングサービスに、187億7000万円を政府開発援助(ODA)として供与することを決定。アジア開発銀行(ADB)は、クルンドゥガハヘテクマからマタラまでの、53km区間に対し、約90億円(9,000万ドル)の供与を決定。十分な環境影響評価や住民との協議、住民移転計画の策定がなされていないなどの理由から、これまでに地域住民はADBのインスペクション機能や裁判などを通じて異議申立てを行ってきたが、現在、道路建設の準備としての立ち退きが進められている。
※スリランカ南部交通網開発事業の詳細な情報はWEBサイトをご覧ください。
https://www.foejapan.org/aid/jbic02/srilanka/index.html
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