4月中旬に国際自然保護連合が主催するニシコククジラ・アドバイザリー・パネル(WGWAP)の会合が開催されるにあたり、FoE
Japanでは要望書を提出しました。日本で懸念されている点についてIUNCに伝え、以下のことを求めています。 1.
アドバイザリーパネルの業務事項(TOR) 4(d)記載されているように、IUCNとパネルは上記に記したような他の主要な生物相を組織的かつ継続的に検討・勧告対象に含めるよう、パネルのキャパシティを増大すること 2.WGWAPの勧告が別の生物相に追加的な影響をもたらす可能性が明らかな場合、IUCNとパネルは責任をもって状況を緩和・修復するために行動すること 3.IUCNとパネルがサハリンエナジー社(サハリンUの事業者)の油流出対応計画を評価する場合、包括的な生態系という観点並びに地域的な観点を必ず含めること。これを実現するために、IUCNとパネルはSEICの油流出対応計画のドラフトが一般公開されるよう積極的な役割を果たし、特に油流出によって多大な被害を受ける地域の科学者、研究者、一般市民からの意見や情報を求めること レター全文はこちら(和訳) レター全文(英語原本) |