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*****終了しました。たくさんの方のご参加ありがとうございました。*****
サハリンU石油天然ガス事業
環境と開発の両立はありうるか
〜環境アセスメントの検証をもとに〜
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北海道の北、ロシア・サハリン沖で大規模な石油・ガス開発が進行しています。そのひとつがサハリンUです。 今、この大規模事業がサハリンの豊かな自然環境に及ぼす影響やその対策が、日本国内外で大きなテーマとなっています。
昨年12月、サハリンUの環境アセスメントの「補遺版(*)」が公表されました。 日本企業も関わるサハリンUの環境基準は果たして国際レベルに達したのか。 学習会では、開発がオオワシなど日本の野生生物に与える影響を、長年にわたって見てきた研究者に環境アセスの検証を報告していただきます。
さらに、来日中のWWFインターナショナル広報部長に、海外の視点からこの開発のあり方について語っていただきます。
(*)補遺版とは、環境アセスが不十分だったため追加的に作成されたもの
■日 時:2006年4月12日(水)18:30〜20:30
■会 場:ECOとしま(豊島区生活産業プラザ)8階
(JR池袋東口 徒歩5分/地図を見る)
■主 催:日本環境災害情報センター(JEDIC)/
WWF/国際環境NGO FoE Japan
■参 加 費:無料
■定 員:80名
■申込方法:こちらのフォームよりお申込みください。
※なお、定員を超えた場合はこちらからご連絡させていただきます。
■お問合せ:FoE Japan (担当:村上) E-mail : murakami@foejapan.org TEL : 03-3951-1081
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↑サハリンUのパイプライン
北海道に渡るオオワシ↓ |
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当日のプログラム (内容は一部変更になる場合があります)
1.サハリンUの概要とこれまでの経緯 (国際環境NGO FoE Japan 村上 正子)
2.サハリンUに対する海外の動きや視点 (WWFインターナショナル 広報部長 トーマス・シュルツ)
3.サハリンU環境影響評価補遺版の検証報告〜日本の野生生物に与える影響 (北海道ラプタ―リサーチ代表 獣医師 齋藤 慶輔)
4.質疑応答
↑わずか100頭のコククジラと掘削リグ ↑サケを食べる熊の親子
サハリンU石油・天然ガス開発の概要
サハリンUでは、アストフスコエ鉱床を開発する第1期工事は既に完了しており、モリックパックと呼ばれる海上掘削施設を設置し、1999年より夏季の間のみタンカーで原油が輸送されている。現在、原油の通年生産およびガス生産を目指す第2期工事が、既に本格化している。
第2期工事の進行状況としては、新たに2基の海上掘削施設が設置され、サハリンを北から南へ縦断する全長約800kmの陸上パイプラインの敷設も部分的に埋設が完了。さらに南部プリゴロドノエに液化天然ガス(LNG)プラント、原油輸出ターミナルの建設も進行している。掘削施設から陸地までの海底パイプラインについては、コククジラへの影響の調査を国際自然保護連合(IUCN)に委託したため、敷設時期を延期した。
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