ロシア・サハリン島では石油・天然ガス開発が計画され、進行中です。
けれども、この開発が行われているサハリン北東部沿岸は、絶滅が危惧されているオオワシの営巣地であり、サハリン開発によってこのオオワシに深刻な影響を与えることが大変懸念されています。
2000年夏より(社)北海道野生生物保護公社が中心となり、坪川正己氏やワシ類鉛中毒ネットワーク有志の参加協力のもとに“オオワシの繁殖状況及び行動に関する調査”を行っています。
開発行為や油流出事故などによる環境破壊は本種の存続に重大な影響を与えることは明らかです。
今回、これまでの現地調査で記録してきたオオワシの繁殖地や油田開発の状況を少しでも多くの方々にご紹介させていただくため、写真展を開催致します。
皆様のお越しをお待ちしています。