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1日目:
極東ロシアの古都ハバロフスク市に到着! |
日本から飛行機で約2時間。日本海を挟んだ向こう側には、広大な原生の森が広がり、世界に約500頭と言われる野生のアムールトラを頂点と
した豊かな生態系が拡がっています。その玄関口のひとつであるハバロフスク市は、昔ながらのロシアの街並みを残しています。到着初日は、本場ロシア料理のお店にてまずは乾杯!
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photo by Chisa Yamaguchi
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2日目:
極東の歴史を学び、アムールトラに会いにいく! |
アムール川流域に広がる豊かな生態系と同地の歴史を学ぶために郷土博物館を訪問。タイガに生息する巨大な生き物たちの剥製や、
北方先住少数民族の各部族の伝統文化に触れ、生物と人のつながりを学びました。別グループは、市内の青空市場を見学。この地方の豊かな産物を購入後、広大なアムール川を展望しました。
その後、宿泊場所である野生生物リハビリセンターへ移動。
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photo by Chisa Yamaguchi
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3日目:
アムールトラ保護の現状を学ぼう! |
野生生物リハビリセンターでは、近隣で保護されたアムールトラを観察。野生生物を取り巻く密猟の現状についてセンターの方と話し合い、ビデオ資料を視聴。
アムールトラ生息域との境界に位置するロシア人集落と身近な存在であるトラの関係、問題を学びました。その後アムールトラ生息ホットスポットであるビキン川流域のクラスヌィ・ヤール村へ移動。
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4日目:
アムールトラ生息ホットスポットでのキャンプに出発! |
船外機つきの猟師ボートに分乗して、秋の川を上りました。天候には恵まれませんでしたが、トラの森深くへと入り込み、ビキン川ほとりでのキャンプを開始しました!
ビキン川流域の森について少し:
この森にはアムールトラの他にも、ヒグマ、ツキノワグマ、オオカミなどが生息し、シカなどの有鄭類を捕食して生きています。
先住民族のウデヘは、自主的に組合を組織し(組合の名称は、トラを表すロシア語の「ティーグル」)、
この森の恵みに与りながら、森からの恵みの持続可能な利用に努め、開発や密猟者の侵入を防ぐために活動しています。
今回は、先住民族ウデヘの猟師たちが今も狩りをする猟場でキャンプを行い、ウスリータイガと呼ばれる針葉樹と広葉樹が混交する生物多様性豊かな森をウデヘ猟師のガイドで森を歩き、
アムールトラを始めとするタイガの生き物たちの現状と、先住民の今を学びました。
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5日目:
トラと共存する狩猟民族ウデヘの川を楽しむ! |
この時期ウデヘの猟師は、夜の闇に紛れ、伝統的な丸木舟のオモロチカに乗って水辺にやってくるアカシカやイノシシを狩ります。猟師たちがケモノの居場所を把握するように、
トラやアカシカ、ツキノワグマやカワウソの足跡を探し、ウデヘの猟師小屋を訪れることで猟師生活を体験しました。生態系の頂点であるアムールトラを神聖な生き物とするウデヘの世界観に触れ、
同じ森の中での人とトラの共生のあり方を体感しました。
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6日目:
ウデヘが生きる生物多様性豊かな森を楽しむ! |
猟師のガイトでウリマ山のトレッキングコースを上り、ユニークな生き物たちの生命を支える森の植物の多様さを体験しました。チョウセンゴヨウマツを中心とする植生と、
そこに集う動物たちの痕跡を観察。猟師の伝統的な仕かけ罠などを見た後、山頂からはてしなく広がるタイガの森を臨みました。
昼食後、再び猟師のボートでクラスヌィ・ヤール村までの川下りを楽しみました。
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7日目:
出会いを胸に、ハバロフスクへ! |
午前中、村にあるウデヘ民芸品の工房を訪問。その後アムールシナノキとキハダの花からとれるこの地域特産のハチミツを購入後、ビキン川を後に一路ハバロフスクへ。
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photo by Masako Suzuki
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8日目:
街並みを後に日本へ帰国! |
ロシアの街並みともお別れし、新潟空港へ出発。色々あった旅も終りです。
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photo by Chisa Yamaguchi
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08 あむとらツアー日程
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