FoE Japan
里山再生プロジェクト
里山再生 トップ トピック
里山再生プロジェクトトピック>本の紹介
本の紹介
 
 
「図解 樹木の診断と手当て 木を診る 木を読む 木と語る」

堀 大才 ・ 岩谷 美苗 著
自然観察会では、樹木や植物、きのこなど、いろんなことを教えてくれる樹木医・岩谷さんが、本を出版されました。写真・イラスト付で、わかりやすく木の育ち方や手当てについて、樹木の立場になって書かれている貴重な一冊です。

〜〜身近な木と語ろう 〜〜  
  樹木をよく見るといろいろなことがわかります。樹木は動くことができないので、その環境のなかでいきるために、枝葉や幹、根の随所に工夫をしています。すべて無駄がなく、その形には理由があるのです。
 しかし樹木ほど誤解をうけている生き物もいないでしょう。人間の都合を押し付けた間違った手入れが多いのです。人間には少々不都合でも、樹木の都合にあった環境作りをすれば、あまり手を加えなくとも健全な緑と長く暮らせるのです。
 本書では、樹木の観点に立って、わかりやすく樹木の育ち方や手当てについて説明しました。この本を読むと樹木の言い分がわかるようになり、寡黙な木が雄弁にみえてくるようになるでしょう。

発行:農文協 ¥1,500
《目次》
Part1 樹形からわかる木のメッセージ
   1.幹が語る  2.枝が語る  3.根が語る  4.年輪が語る  5.環境や人の手で変わる樹形
Part2 木の育つしくみ−誤解をしていませんか
   1.木の断面を見る  2.養水分の吸収と光合成  3.糖の転流と養分蓄積  4.落葉で葉を更新する
   5.病害虫を防御する木のしくみ
Part3 木の診断と管理法−誤解だらけの管理方法
   1.葉・葉鞘の診断と手当て  2.枝の診断と手当て  3.幹・樹皮の診断と手当て  4.根の診断と手当て
   5.移植・植え付け法  6.誤った剪定と正しい剪定
(c) 2002 FoE Japan.  All RIghts Reserved.

サイトマップ リンク お問い合せ サポーター募集 English