今年2度目の炭焼き。寒さはそんなに厳しくなかったのですが、1日目は雨降りでした。そのため伏せ焼きは中止することに。1日目はドラム缶炭窯(屋根つき)での炭焼きとオイル缶窯用の炭材づくりを、2日目は、オイル缶窯での炭焼きのほか、お花炭やバーベキューも楽しみました。
ドラム缶は2窯。炭焼き名人・高橋哲男さんの指導で、1窯は竹、もう1窯は木(宇津木の森で伐採したエゴノキ)を使って焼いてみました。
竹も木も、びっしりと窯に詰めて炭焼き開始。焚き口で火をおこして窯の温度を上げていきます。窯の温度275℃で、自然に空気を取り込んで炭化が始まるので、焚き口を小さな空気口に狭めます。といっても、窯の中は見えないし、温度も測れない。煙突から出る煙の温度や色やにおいで窯の状態を読む、というのがポイントです。
炭化が始まれば、ときどき煙の状態を見るぐらい。窯に張りついていなくてもだいじょうぶです。みんなで炭材づくりにとりかかりました。2日目のオイル缶炭焼き用の竹の炭材です。オイル缶の深さに合わせて切って、割って、節をとる。5缶分できたところでいったん終了に。
泊まり組は夕食後、窯の火の番をしながらの団らん。炭化が終わると煙が透明になる、というのを合図に火を止めます。はじめに空気穴をふさいで、15〜30分後に煙突をふさぎます。この日は木の窯が7時、竹の窯が8時と、早い時間に終了しましたが、そのあとも楽しい語らいは続いたのでした。 ↓2日目につづく
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