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10月7・8日

今年最初の炭焼きは、炭窯づくりからやってみることにしました。といっても、オイル缶の小さな窯です。小さいながら構造・炭焼き工程はドラム缶窯とまったく同じ。炭焼きノウハウを凝縮して学べます。同時進行でドラム缶炭焼きを行なう予定が、前日の大雨で窯が水浸しになり使えなくなり、夕方復活してからのスタートになりました。

1日目、さっそくオイル缶炭窯づくりに取りかかりました。まずはオイル缶の加工から。焚き口になるフタに四角い窓を開けます。本体には煙突を取り付けるため、同じ直径の穴を開けます。缶を切りこむことや、煙突をぴったり納めるための細かな調整に苦戦をしたものの、加工はこれで完了。煙突をつければ炭窯の完成です。

午後はオイル缶窯の炭材準備。竹を割って節をとる作業。そして夕方からドラム缶炭焼きの準備を始めました。炭材を詰めてフタをして、焚き口をつけて、まわりをブロックと土で覆うところまで。合間には竹の工作(箸やコップ、灯籠など)に夢中になったり、「もみがら燻炭」づくりもやってみたり、あっという間に日が暮れました。

夜、宿泊組は外で懇親会(予定変更で火の番はなかったのですが)。竹の灯籠の明かりはきれいでした。お月見もでき(前日が中秋の名月)、寒くなったら焚き火にあたり、お酒を飲みながら、のんびりと。 ↓2日目につづく

 
 
オイル缶の加工。フタに窓をつくり、
本体に煙突をつけたら完成

オイル缶サイズの炭材づくり

 
同時進行で「もみがら燻炭」づくり

ドラム缶窯復活。炭材詰め作業。

夜、手づくり灯籠をともしてみた
 

2日目。 またいい天気になりました。まずはドラム缶炭窯に火を入れることから。焚き口で枝を燃やし、うちわで扇いで窯の中に熱を送ります。窯の温度がだんだんあがって煙突から出る煙が熱くなって、扇がなくても自然に空気を吸い込み煙が出るようになったら、焚き口を小さな空気穴にふさぎます。

ひと段落してからオイル缶にも火を入れました。びっしり炭材を詰めたオイル缶は土に埋め、フタは開けたまま、焚きつけの枝に火をつけます。フタを閉め、焚き口をうちわで扇いで空気を中に送る。手順はドラム缶と同じです。炭焼き時間が短いため、煙の色の変化を確かめることができました。

お昼はバーベキューに竹で炊いたご飯。午後にはお花炭も。まつぼっくりやどんぐり、葉っぱや折り紙も、そのままの形で炭になるというものです。炭焼きは初めての人が多かったのですが、いろんな楽しみを見つけてもらえたようでした。

最後に、ドラム缶もオイル缶も、この日炭窯をあけることができませんでした。予定変更のドラム缶はしょうがないとして、その変更によりオイル缶の火入れ時間も遅くなってしまい、できあがりを見られなかったのは残念。。。
参加された皆さん、ごめんなさい。次回の炭焼き
はぜひ完成品を見てください。

     
ドラム缶炭窯。焚き口の火を扇ぐ
オイル缶も炭焼き準備開始
竹をびっしり詰めたオイル缶炭窯
 
土に埋めて火をおこす
こちらもひたすら扇ぎます
最後は煙突をふさいで火をとめる
 
バーベキュー!
竹で炊いたごはんも
お花炭、いろいろ試しました
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