今年最初の炭焼きは、炭窯づくりからやってみることにしました。といっても、オイル缶の小さな窯です。小さいながら構造・炭焼き工程はドラム缶窯とまったく同じ。炭焼きノウハウを凝縮して学べます。同時進行でドラム缶炭焼きを行なう予定が、前日の大雨で窯が水浸しになり使えなくなり、夕方復活してからのスタートになりました。
1日目、さっそくオイル缶炭窯づくりに取りかかりました。まずはオイル缶の加工から。焚き口になるフタに四角い窓を開けます。本体には煙突を取り付けるため、同じ直径の穴を開けます。缶を切りこむことや、煙突をぴったり納めるための細かな調整に苦戦をしたものの、加工はこれで完了。煙突をつければ炭窯の完成です。
午後はオイル缶窯の炭材準備。竹を割って節をとる作業。そして夕方からドラム缶炭焼きの準備を始めました。炭材を詰めてフタをして、焚き口をつけて、まわりをブロックと土で覆うところまで。合間には竹の工作(箸やコップ、灯籠など)に夢中になったり、「もみがら燻炭」づくりもやってみたり、あっという間に日が暮れました。
夜、宿泊組は外で懇親会(予定変更で火の番はなかったのですが)。竹の灯籠の明かりはきれいでした。お月見もでき(前日が中秋の名月)、寒くなったら焚き火にあたり、お酒を飲みながら、のんびりと。 ↓2日目につづく
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