連続講座第2回は、自然食材料理家の蜂須賀公之さんを招き、“自然を食べる”をテーマに宇津木の森を観察しました。今回初めての企画に、たくさんの参加者が集まりました。
午前は森のなかをぐるっと散策。エリアごとの特徴から「ここには何がありそうだ、探してみましょう」という蜂須賀さんの解説で、野草やキノコを見つけ、食べられるもの、毒!なものを教えていただきました。野草はこの時期、葉っぱが春と同じようにやわらかく、食べごろのものがあるとのこと。タンポポやコハコベなどを採集しました。
キノコはシラタマダケ、シロフクロダケ、カワラダケなど。食べられる・食べられないの区別のほか、乾燥したところに出るなどの特徴も解説いただきました。シイタケ栽培をしているホダ木に乾燥を好むカワラダケが出ていたので、ホダ木の設置場所を変えた方がいいこともわかったり・・キノコは奥が深そうです。
昼に近くの自治会館に移動。いよいよ森で採れた食材を使った料理スタートです。私たちが採れたての野草を洗ったり、野菜(持込み)を切ったり準備をしているうちに、蜂須賀さんの手にかかったおしゃれな料理が次々登場。一品ごとに歓声が上がりました。
食後にはスライドショーでキノコ料理のお話も。この食材にはこの調理法、というのを知り尽くしている蜂須賀さんが羨ましくなりました。キノコや野草を入口に宇津木の森の新しい魅力を発見でき、おいしい料理も堪能できた大満足の1日でした。
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